中国では10月1日から建国記念日にあたる国慶節に絡む連休となった。2016年の国慶節は7日間という大型連休となったため、日本にも多くの旅行客が押し寄せた。中国人による爆買いはすでに終わったと言われながらも、ドラッグストアなどで目にする中国人旅行客の購買意欲は衰えたようには見えない。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人旅行客の間で日本のドラックストアが大きな人気を獲得していることを伝え、「中国人旅行客への対応で日本のドラックストアは大忙しだ」と伝えている。

 記事は、日本の一部ドラックストアチェーンが中国人旅行客の消費を取り込むために、銀聯カードによる決済や立地重視の店舗展開、Wi−Fi整備を行っていることを紹介。さらに訪日前からSNSや旅行会社を通してプロモーションやクーポン配布を展開することで知名度と集客力を上げ、同時に中国でネットショップを開設して帰国後の消費も取り込み、リピート購入してもらう取り組みも行っていると紹介した。

 また記事は、中国人の消費動向が「だんだん日本人に近くなっている」と伝えている。つまり、中国人旅行客は日本人消費者の間で人気の商品を求めているということだ。日本人消費者の間で人気のある商品ならば、品質も高く、性能も良いという考え方であろう。

 爆買いは終わったと言われつつも、中国では日本への旅行とショッピングはまだまだ根強い人気がある。だが、中国人旅行客のニーズの変化は極めて速く、消費動向とニーズを予測し、その変化をいち早く把握することが中国人旅行客の消費を取り込むうえで重要となっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)