日本車は世界で高い人気を誇っている。自動車メーカー別の世界新車販売台数ではトヨタグループが4年連続で1位をキープし続けており、なかでもカローラはロングセラーを続け、2016年で発売50周年を迎えた。

 日本車はなぜ世界で人気があるのだろうか。中国メディアの今日頭条は6日、その理由は「世界で最も信用できるエンジン」にあり、エンジンの性能や信頼性は中国製エンジンと少なくとも「30年の開き」があると主張する記事を掲載した。

 記事は、日本の自動車メーカーのエンジンは世界的に高い評価を得ていることを指摘する一方、中国自動車メーカーは販売台数の増加という目下の目標は達成したものの、エンジンの質が大きな課題となっていると指摘。日本のエンジン性能とは圧倒的な差があることは認めざるを得ないとし、30年以上努力しても追いつけるかどうかは分からないと論じた。

 一方、「30年の開き」があると主張した理由として、中国のほとんどの自動車メーカーが30年前にはまだ設立さえしていなかったためと指摘。最も長い歴史を持つ長城汽車でも会社設立から30年しかたっていない。そのため「自動車製造の経験と熟練作業員に欠けている」ことに大きな問題があると主張。設計者には不足はないものの、実際に製造する作業員に問題があるとした。

 さらに、中国自動車メーカーの理念は「市場第一主義」であることも問題だと指摘。つまり、とにかく売れればそれで良いという理念のため、エンジン開発が後手に回るということのようだ。記事は、日本の自動車メーカーと同等のエンジンを製造できるようになるには「少なくとも1−2代の努力」が必要であり、中国の若者に今後がかかっているとした。

 有人宇宙飛行を成功させ、宇宙船のドッキングも成功させるほどの技術力がある中国が、自動車エンジンの分野では後れを取ったままというのは不思議な話だ。日本も現在のリードに胡坐をかかず、たゆまぬ研究開発を続けていく必要があると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)