中国はこれまで世界の工場として、世界各国にあらゆる分野の製品を輸出してきた。しかし、ハイテク製品などにおいては生産に必要な工作機械のほか、製品に組み込まれる基幹部品は他国からの輸入に頼ってきたのが現実だ。

 中国メディアの一点資訊は8日、中国のネット上では「日本の工作機械がなければ、中国は人民解放軍向けの銃すら製造できない」という主張があることを伝え、「こうした主張はデタラメではあるものの、日本の工作機械が中国の製造業にとって重要な存在であることは間違いない」と論じた。

 記事は、工作機械は製造業にとって「母」と呼べるほど重要な存在であり、製造業を発展させるうえで優秀な工作機械は必須の存在と指摘。特に日本の数値制御による工作機械は世界をリードする水準にあることは「業界関係者なら知らない人は誰もいないほどの事実」であると指摘した。

 中国も製造業の高度化に向け、発展させるべき分野の1つに「工作機械」が挙げられていることを指摘。一方、日本を含めた西側諸国は中国が工作機械分野を発展させることを望んでいないと主張し、技術封鎖を行っていると主張を展開した。

 だが記事は、「中国は封鎖されればされるほど、強くなる」と主張。日本やドイツ企業の工作機械とはまだ差があるとしながらも、中国産の工作機械も近年は質が高くなっていると主張。「日本の工作機械がなければ、中国は人民解放軍向けの銃すら製造できない」との見方はデタラメであり、近い将来に日本やドイツの工作機械に依存する現状から脱却できるはずだと論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)