中国では近年、韓流ドラマが大きな人気を獲得しているが、日本のドラマを好む人も少なくない。ドラマの演出は国によって傾向が存在し、日本のドラマの演出も中国人から見れば首を傾げたくなるような場面が存在するようだ。

 中国メディアの今日頭条は7日、日本のドラマは「恋愛もの」にかぎらず、どのような内容であっても必ずと言って良いほど「主人公が走る場面がある」と伝え、あまりにも同じような演出ばかりなのは理由があるとの見方を示している。

 記事は、日本のドラマで主人公がヒロインの女性を追いかけるシーンで、車を利用せずに走る理由を考察している。急いでいるなら車を利用したほうが現実的ではあるものの、日本のタクシーは乗車料金が高額であるため利用しにくいのではないかと考察したほか、自分の車で追いかけるという案については、「渋滞が多く、道路も狭いうえ、日本は歩行者優先であるため車では追いつけない可能性がある」と論じた。

 さらに、東京は地下鉄やバスなどの公共交通機関が発達しており、特に地下鉄は各エリアを合理的にカバーしているうえに快適だと指摘。だが、主人公が地下鉄を利用してヒロインを追いかけるのは、あまりドラマチックな演出とは言えないことを紹介した。

 続けて記事は、日本のドラマで「主人公が走る場面がある」のは、感情や追い求める気持ち、さらには緊張感を表現した演出であることを指摘し、たとえ車を持っていても主人公はやはり走るし、地下鉄が便利であってもはやり走るのだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)