日本にやって来る中国人観光客が訪れたいところと言えば、富士山に温泉、家電量販店、ドラッグストアなどが挙がりそうだ。そしてまた、日本独自の文化が凝縮された酒場、すなわち、居酒屋に興味を示す中国人も多いのである。

 中国メディア・今日頭条は8日、「あなたは居酒屋の正しい楽しみ方を知っているか」とする記事を掲載した。記事は、仕事を終えた日本人が最も行きたがり、気の合う仲間や同僚と一緒に気晴らしをする場所として居酒屋を紹介している。

 まず、街にはさまざまな風格の居酒屋が林立しているが、大きく分けると「赤ちょうちんの焼き鳥専門店」、「炉端焼風の、焼き物を得意とする居酒屋」、「街の片隅ある、3−5人入ればもういっぱいというミニ居酒屋」の3タイプに分かれるとした。駅前などに見られるチェーンストアの居酒屋などは、どうやらカウントに入っていないようである。

 また、焼き鳥を得意にする居酒屋の良し悪しの見分け方を紹介。油やタレがまるで釉(うわぐすり)のようについた、年期を感じさせるようなコンロかどうか、そして若いアルバイトではなく、年配のオヤジが厨房を切り盛りしているかどうかで判断すべしとした。

 記事はさらに、居酒屋に入ってからまず酒を頼み、出されるお通しをつまみながら酒を飲む、そして一品料理を少しずつ頼み、最後にお茶漬けなどの主食を食べる、という「流れ」について解説。特に「梅茶漬けは本当に最高。みんなくれぐれも忘れないように」とおススメしている。

 日本の料理を堪能するために日本を訪れるのであれば、寿司屋や和食料理店に行くのもいいが、居酒屋も実に魅力的だろう。居酒屋は単に酒を飲む場所に非ず、うまい肴があってこそ、酒の旨さもより引き立つというものだ。居酒屋に行けば刺身も出るし、天ぷらだって揚げてくれる。店によっては寿司も握ってくれるかもしれない。そして何より、日本人が愛してやまない「おふくろの味」の数々が堪能できるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)