日本は経済が発展しているうえに治安も良い。しかし、国連の2016年度版の「世界幸福度報告書」によれば、日本人の幸福度は世界53位にとどまっており、日本人はさほど大きな幸福度を感じていないことがデータとして判明している。

 中国メディアの今日頭条は12日、多くの外国人は「日本は安全かつ衛生的で、おいしい食べ物も多い住みやすい国」だと認識し、日本人を羨ましがっているというのに、なぜ日本人は幸福感を感じていないのかと疑問を投げかけている。

 記事は、国連の「世界幸福度報告書」で、日本人の幸福度が決して高くないことは「安全な食べ物と清潔な環境、安心できる治安と整備された社会福祉があっても、日本は必ずしも幸福ではないことを意味する」と主張。日本人が幸福感を抱いていないという現状は「驚くべきこと」であると論じた。

 続けて、日本人の性生活が淡白になっているという調査があることのほか、日本は世界的にも知られた自殺大国であることを指摘。また個人の幸福感は社会の平等さと関係があることを伝え、日本は近年貧富の差が拡大しているうえ高齢化も進んで若年層の負担が増していることを伝え、「日本の若い世代は将来に希望を持てなくなっている」と指摘。「日本は安全かつ衛生的で、おいしい食べ物も多い住みやすい国」であるにもかかわらず、日本人が幸福感を感じていないのはこのような要因によるものではないかと考察している。

 記事には、中国人ネットユーザーから多くのコメントが寄せられており、「日本人はストレスを溜め込みすぎだ。たまには発散させることも必要だ」という意見のほか、「中国は環境も教育も医療も食べ物の安全性も日本に劣っている。中国人は最高に幸せだ」と、中国の現状を暗に批判すると同時に、日本より劣悪な環境でも幸せに生きている人はいるとの見方を示すコメントもあった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)