日本のランドセルを話題として取り上げる中国メディアは多く、中国でも一時、日本のランドセルを買い求める保護者が増加した。中国メディアの天天快報はこのほど、日本の小学生のランドセルが非常に高価である理由について説明する記事を掲載し、ランドセルに込められた子どもたちへの愛情について取り上げている。

 記事はランドセルの価格は3−5万円と決して安価ではなく、なかには10万円を超えるような高価なランドセルもあると紹介。ランドセルが高価である理由は「手作り」だからだと説明し、「機械で大量生産された餃子は、母親の手作り餃子ほど美味しくないものだ」という例えを用いて、手作りのランドセルには愛情が込められているという見方を示した。

 さらに、ランドセルにすべて本革を使用すると重量が重すぎるため、特殊な合皮が使用されていると指摘。重量に配慮されているのは、重すぎるランドセルは子どもの身体的成長に悪影響が出る可能性があるためだとし、これもランドセルに込められた愛情の1つだと論じた。

 また記事は、日本のランドセルには子どもの安全のためGPSを取り付けることができたり、またランドセルは地震のときに頭部を保護したり、溺れるそうになったときも浮き輪として使用できると説明。日本の小学生たちはランドセルに込められた数々の愛情深い配慮を感じ、自らも他人に配慮できるようになると伝えた。

 記事からは、日本人の民度の高さ、すなわち他人に迷惑をかけないという原則に沿って生活する点を非常に高く評価していることが伝わってくる。そして、日本人の民度の高さは、ランドセルという非常に高価な通学用の鞄に込められた愛情によっても養われるという見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)