中国国内で情報が統制されていることは、日本では広く知られている事実だ。それゆえか多くの中国人は日本についても正確ではない情報しか知らず、その情報を信じ込んでいるため、日本を訪れて初めて「これまで知らされていた国」とは大きく違うということを実感する。

 反日感情を持ちつつも、日本を旅行で訪れた中国人の多くが「親日」になって帰国するというのは中国では良く聞く話だ。では中国人の目に映る日本とは一体どのような国なのだろうか。中国メディアの今日頭条は10日、中国人が何気なく撮影した日本のさまざまな写真を掲載しつつ、「真実」の日本を伝えている。

 記事が伝えている日本の姿は「社会には秩序があって、犯罪がない」というものだ。ありとあらゆる場所が清潔で、商売をしている人は誰もが信用を第一に、ルールを守っていると紹介している。日本では中国と違い、偽物を掴まされるリスクはないことも称賛している。

 確かに中国ではブランド品のバッグや時計、スマートフォンの偽物から違法コピーしたソフトウェアなど、ありとあらゆる偽物が売られている。偽札も流通しているほか、詐欺や窃盗、スリなどの犯罪も多い中国に比べ、日本は人びとが安心して暮らすことのできる社会環境が存在する。

 また、日本人は親切であり、「決して中国人に対して非友好的ではないこと」も、中国人旅行客にとっては驚く一面のようだ。中国では抗日ドラマや抗日映画の影響で「日本人は非道」な人びとであると認識している人もいるようだが、実際に日本を訪れると「日本人の大半は穏やかで、親切」であることを知ることになる。中国人旅行客が自らの目で見た日本の姿と、中国国内で受けた教育内容は「必ずしも合致しない」ため、中国では「中国人が自国の教育に対して疑問を抱く可能性があり、これは中国にとっては懸念事項」であると指摘する声も存在する。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)