小さな子どもたちはスポンジが水を吸収するかのように、さまざまな知識を吸収していく。だからこそ幼少時の教育は重要なわけだが、中国メディアの海外網が11日付で掲載した記事は、日本の幼児教育は「中国人に敬意と恐れを抱かせる」と論じている。

 記事は、中国の父母たちから見れば日本の幼児教育は「過酷で厳しい」と感じるかもしれないと説明し、例えば日本の子どもたちは幼児のころから耐寒訓練を受けると説明、冬季でも半ズボンという姿で運動し、「持久走大会」を行う幼稚園や保育園があることを紹介した。

 しかし、日本の母親たちは、こうした教育が子どもたちの健康な身体や強い意志の育成に必要であると認識していると説明。さらに、日本には子どもたちが運動で「かすり傷を負うことを気にする親はいない」と指摘した。たとえば、ある日本人の母親は、子どもは自分が傷を負うことにより初めて痛みを理解することができると語ったと紹介し、過保護が指摘される中国の保護者たちとは対照的であることを伝えた。

 さらに記事は、中国の母親たちが幼児の着替えの世話をしている時期に、日本ではすでに子どもたちに独立するための能力を身に着けさせる訓練を始めていると説明。日本の幼児たちは、登園すると自分で別の衣服に着替えると指摘したほか、日本ではどれほどカバンが重くても子どもたち自身にカバンを持たせるとも紹介した。

 記事は、こうした日本の幼児教育は強い子どもたちを育成できるとして絶賛したが、結論の部分で中国人の親たちに熟考に値する問いを投げかけている。それは「20年後、中国の子どもたちが大人になって国家の柱となったとき、彼らは富士山のふもとで吠えたける狼たちに抵抗できるだろうか?」という問いだ。

 狼たちとはつまり日本の「過酷で厳しい」幼児教育を受けて育った日本人のことだが、記事は教育が人の健全な成長に大きな影響を及ぼすだけでなく、国家全体の実力にも重大な影響を与えるという見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)