お金に対する不安はなくならないものです。

何が起こるかわからないこの世の中において、貯金があったほうがいいということは間違いありません。しかし、なかなか貯まらないんだよね…という人も多いはず。

では、お金をうまく貯めたり使ったりするには、どうしたらいいのでしょうか。

『知らないと損する お金のルールとマナー』(中村芳子著、いしいあやこイラスト、日本実業出版社刊)は、お金にまつわる基礎知識からお金の管理の仕方まで、ファイナンシャルプランナーの中村芳子氏がわかりやすく解説しています。

そんな本書の中に「めざせ 貯金の達人!」として3つの点からお金を貯めるコツを紹介しているので、取り上げてみました。

■就職1年目から貯金を始める

まずは、「就職1年目から貯金を始める」というもの。ただ、もう就職してしばらく経っているよという人たちもいるでしょう。

要は、貯金の達人になるには「今すぐはじめること」が大事だということです。

給料が上がってから貯金を…と先延ばしにしていたら、5年後も10年後も貯金はゼロのまま。今すぐ貯金へ向けて行動を起こさなければ、お金は貯まっていきません。

■収入から貯金を取り分けて、残りで生活する

なかなか貯金ができない人の特徴に「1ヶ月生活をして、給料が残ったら貯めよう」としている、というものがあります。

しかし、お金はあるとある分だけ使ってしまうものではないでしょうか。

そうならないためにも、給料からまず貯金する分を引き、残りで生活するように心がけましょう。貯金分は最初からなかったものとしてやると、意外にやりくりできるようになるものです。

■確実に貯金するために「積立貯金」を利用する

貯金上手は貯金に手間ひまをかけず、オートマティックなシステムを使います。

その代表的な例が「天引き貯蓄」と「自動積立」。

「天引き貯蓄」は会社によりですが、制度があるなら利用しましょう。給料振込みの前に貯金分を引いて、残高が銀行口座に振り込まれるというものです。

自動積立は、給料が振り込まれた口座から、定期預金口座などへ毎月決めた日に決めた額を積み立てるしくみのこと。もし「天引き貯蓄」の制度がなければ、こちらを利用するのも手です。

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普段はいつもの給料の中から生活費を賄えますが、突然、少なくない額のお金が必要になることがあります。

例えば、自分や家族が病気やけがで入院する、急に引っ越さなくてはいけなくなる、失業するなどの緊急事態はいつ起きるかわからない、など…。

貯金があるというのは、将来の不安を払拭してくれる1つの要素にもなります。そのためにも、積立貯金や保険制度しくみなど、お金にまつわるルールをしっかりと知っておくことは大事なこと。

この3つの方法は貯蓄をする上ではとても基本的なことですが、だからこそ確実です。

いざという時に困るのは自分や家族。お金のルールとマナーを今のうちに学び、準備しておくに越したことはないはずです。

(新刊JP編集部)