9月20日、Jリーグ理事会がJFAハウスで行なわれ、来季のJ3クラブライセンス申請があったクラブに関する判定結果が発表された。
 
 申請をしたのはヴァンラーレ八戸FC、アスルクラロ沼津、奈良クラブ、東京武蔵野シティFCの4クラブ。東京武蔵野シティFC以外の3クラブに、百年構想クラブとして同ライセンスが交付されることとなった。
 
 ただ、すんなりとJ3に参戦できるわけではない。11月の理事会でJリーグ入会を承認(平均入場者数2000人超、年間事業収入1億5000万円以上などの基準が規定されている)されること。
 
 そのうえで、JFLの競技成績でJFL4位以内かつ百年構想クラブのうち上位2クラブ(現在の年間通算順位では、沼津が1位、八戸は8位、奈良は14位)という順位要件も満たさなければならない。
 
 アスルクラロ沼津の山本浩義代表は「今年こそは年間順位4位以内を確保し、J3参入を果たして地域をスポーツで活性化し、多くの子どもに夢を与えていきたい」と、ライセンス交付を勝ち取りながら5位フィニッシュで涙を飲んだ昨季のリベンジを誓った。
 
 不交付だった東京武蔵野シティFC(旧・横河武蔵野FC)は、ホームスタジアム問題が理由に挙がった。ウォームアップルームやマッチコミッショナーのミーティングルームがないなど、武蔵野陸上競技場の設備が十分でないという。
 
 同クラブの塩野芳男理事長は「このような結果になり非常に残念。2020年の東京五輪に向けて、競技場の整備、改善を前向きに検討してもらっている。ただ、それ以外にも順位基準や入場者数、年間事業収入など、どの基準を取っても条件クリアは厳しい状況だった。
 
J3を目指す準備が不足していたと認識している。来季に基準をすべて満たし、JFLで優勝して2018年にJ3参入する。そのためにチーム強化と観客動員を最優先で今後も準備していく」とコメントしている。
 
 なお、既存のJ3クラブについては10月12日に開催予定のJリーグ理事会にて審議される予定だ。