9月20日(現地時間)、イングランド、リーグカップ3回戦でチェルシーと対戦したレスターは、岡崎慎司の2ゴールでリードしたものの、チェルシーが巻き返し、セスクの2ゴールなどで延長戦の末に2−4で敗れた。
 
 惜しくもチームも勝利に導けなかった岡崎だが、公式戦2試合ぶりに先発起用されたこの日は17分にこぼれ球をヘディングで押し込み今シーズン初ゴールを挙げると、34分にはボレーシュートで貴重な追加点を決めてみせた。
 
 いずれも相手DFにクリアされ、ゴールラインをギリギリ割るという泥臭い“らしい”得点。9月17日のバーンリー戦でライバルのイスラム・スリマニが2ゴールを決めるなどポジション争いが激化し、何より結果が求められていた岡崎にとっては大きなアピールとなった。
 
 75分にベンチに退くまで、精力的なプレーを続けた岡崎に対して、地元紙『Leicester Mercury』は、この試合の採点でボランチのダニー・ドリンクウォーターに並ぶ、最高点の8を付け、「2ゴールは失った信頼を取り戻すことになる。彼が見せてきたハードワークは素晴らしい結果に値するものだった」と寸評をつけた。
 
 さらに指揮官のクラウディオ・ラニエリは試合後、「我々はとてもスマートかつクレバーだった。岡崎もとても賢かったね。彼は二度も相手を見切っていたよ。一度目はダビド・ルイス、次はゴールキーパーだ」とコメント。岡崎の冷静なプレーを称賛した。
 
 そして、クラブOBで現在はイギリスメディア『BBC』で、解説者を務めるガリー・リネカーは、岡崎が先制点を決めた直後に自身のツイッター上で「岡崎の得点後の笑顔よりも素晴らしいフットボールの光景はなかなかない」と満面の笑みで得点を喜ぶ日本代表FWの姿を絶賛した。
 
 レスターは9月24日にオールド・トラフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦(プレミアリーグ6節)が控えているが、2ゴールを決め、存在感を示した岡崎はそのビッグマッチで起用されるのか。大いに注目だ。