[J1第2ステージ13節]福岡1−4神戸/9月25日(日)/レベルファイブスタジアム

【チーム採点・寸評】
福岡 5
良い形で試合に入ったものの、カウンターで先制点を奪われ、仕切り直すはずの後半開始早々に2失点して勝負あり。地力の差以前に、球際、運動量、局面の勝負で負けていた。過去の試合のリプレイを見ているような試合だった。
 
【福岡|採点・寸評】
GK
1 イ・ボムヨン 5.5
チームのリスク管理の問題や、マークミスから失点を重ねたが、その中でも集中力を切らさずに好セーブを連発。意地を見せた。
 
DF
20 キム・ヒョヌン 4.5
神戸の強力な攻撃陣に対応できず。セットプレーではマークを振り切られて致命的な3失点目を喫した。
 
2 濱田水輝 4.5
レアンドロのマーカー役も、身体の強い相手に何もさせてもらえず。2失点目はニウトンに身体をぶつけられて競り合うこともできなかった。
 
18 亀川諒史 5
前半は積極的な攻め上がりでチャンスも作ったが、時間の経過とともにパフォーマンスが低下した。
 
24 駒野友一 5
攻撃的な特長を見せる場面もあったが、サイドを突破できずにチャンスを広げられず。ミスも目立った。
 
MF
21 冨安健洋 5.5
持ち味のボール奪取能力だけではなく、攻撃面でもゴール前に駆け上がる積極性を見せた。持ち味は表現していた。
 
4 三門雄大 5.5
積極的な姿勢を見せられないチームにあって、プレーで懸命に仲間を鼓舞し続けたが、チームを活性化することは出来なかった。
 
27 邦本宜広 5.5
高い位置でボールを受けて起点を作るとともに、巧みなパスワークで攻撃を組み立てた。持ち味は発揮した。
 
7 金森健志 5(73分OUT)
左サイドからの仕掛けは見られたがゴールは遠かった。60分の決定機は決めたかった。
 
FW
10 城後 寿 4.5(54分OUT)
攻守に渡って存在感を見せられなかった。3点のリードを奪われた後、攻撃を活性化するために交代。
 
13 平井将生 5(54分 OUT)
立ち上がりは邦本とのコンビネーションからチャンスを演出。高さを生かす戦術変更に伴ってウェリントンと交代。
 
交代出場
FW
11 坂田大輔 6(54分IN)
劣勢の中の出場も気持ちを表現するプレーが印象的。終了間際には意地のゴールを決めてあきらめない姿勢を示した。
 
17 ウェリントン 5.5(54分IN)
高さを生かす戦術変更に伴い途中出場。持ち味を発揮して攻撃の流れを作った。坂田のゴールをアシスト。
 
16 三島勇太 −(73分 IN)
試合の流れを変えるまでには至らなかったが、前へ向かって積極的に仕掛ける持ち味は発揮でききた。
 
監督
井原正巳 5
狙い通りの神戸対策で立ち上がりは主導権を握る時間もあったが、リスク管理の甘さと、セットプレーから失点して敗れた。チームとしての地力の差、個の能力の差は否めないが、シーズンを通して同じことを繰り返し、改善傾向はみられない。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
神戸 6.5
天皇杯から中2日の疲労の影響は避けられなかったが、手堅い守備をベースに試合をコントロール。攻めては、カウンター、セットプレーのチャンスを確実に生かして得点を重ね、終わってみれば4−1の完勝。力の差を見せつけた。
 
【神戸|採点・寸評】
GK
18 キム・スンギュ 6
福岡の枠内シュートは2本。ほとんど見せ場はなかったが、90分間に渡って落ち着いてプレーした。
 
DF
6 高橋峻希 6
堅実な守備で福岡に最終ラインの突破を許さず。ほぼ完璧に抑えた。攻撃面でもシュートを放つなど積極性も見せた。
 
5 岩波拓也 6.5
ウェリントンに競り負けて1点を許したが、最終ラインを堅実にコントロールした。勝負を決定づける3点目をゲット。
 
8 高橋祥平 6
両サイド、ボランチと連係して安定したパフォーマンスを発揮。危ないシーンは、ほとんど作られなかった。
 
44 橋本 和 6
右サイドの主導権を渡さず。立ち上がりは福岡がリズムを刻む場面もあったが、ゴールは許さず。
 
MF
10 ニウトン 7
中盤での存在感は抜群。巧みなパスワークで攻撃を組み立て、自身もセットプレーから1得点を記録した。
 
14 藤田直之 6.5(82分OUT)
ニウトンとバランスを取って中盤を支配。正確にプレスキックで2得点をアシスト。勝利に貢献した。
 
24 三原雅俊 6
右サイドの高い位置でボールを受けて攻撃の起点を作った。パフォーマンスに安定感があった。
 
19 渡邉千真 6.5(77分OUT)
左サイドでプレーした前半は印象が薄かったが、前線に出た後半はらしさを発揮。1得点を挙げた。
FW
7 ペドロ・ジュニオール 6(63分OUT)
無得点、シュート0本は物足りないが、試合の流れを掌握することになった貴重な1点目をアシスト。勝利に貢献。
 
11 レアンドロ 7
MAN OF THE MATCH
一瞬の隙を見逃さずに勝利を引き寄せることになる1点目をゲット。高い位置でボールを収め、決定機に顔を出し、相手の脅威であり続けた。
 
交代出場
MF
31 中坂勇哉 6(63分IN)
渡邉のポジション変更に伴い右サイドでプレー。駒野の突破を許さず。攻撃面でも積極性を見せた。
 
FW
9 石津大介 −(77分IN)
4点リードの場面で登場。定石通りカウンターから何度も決定機を作った。ただし、古巣相手にゴールが欲しかった。
 
MF
32 松下佳貴 −(82分IN)
ニウトンとのバランスも良く、勝負が決まった後の試合を堅実にコントロール。1失点は喫したものの、危なげなく試合を終わらせた。
 
監督
ネルシーニョ 6.5
残留に向けて必死で向かって来る福岡に対し落ち着いて対応。90分を振り返れば、実力通りに当たり前に勝利を収めた。
 
取材・文:中倉一志(フリーランス)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。