【チーム採点・寸評】
仙台 4.5
大きなミスで2失点し終盤の猛攻も及ばず。戦術にとらわれすぎ、攻撃にリズムが生まれず、想定外の状況でミスをする脆さを見せた。

【J1速報】仙台×名古屋マッチレポート
 
【仙台|採点・寸評】
GK
21 関憲太郎 4.5
平岡との連係ミスから2失点目を与え、試合の流れを決定づけてしまった。
 
DF
27 大岩一貴 5.5
特に前半は低い位置取りでゴールに絡めず、古林、永井への対応も遅れ気味になった。
 
13 平岡康裕 4.5(65分OUT)
GKからボールを引き出す際のミスで痛恨の2失点目を与え、失意の途中交代となった。
 
3 渡部博文 4.5
立ち上がりシモビッチに気を取られ小川の抜け出しを許して失点。その後は奮闘したが、ミスがチームに与えた影響は大きかった。
 
26 藤村慶太 4.5
立ち上がり軽率なミスから失点に絡み、チーム戦術とはいえ位置取りが低過ぎて、攻撃にも絡めなかった。
 
MF
17 富田晋伍 5.5
終盤は決定機につながるパスが見られたが、前半からそれを見せられれば良かった。
 
18 三田啓貴 5
攻撃のリズムを変えることができず、守備でも出足が遅れ、ファウルでセットプレーを与える場面も。
 
7 奥埜博亮 5(74分OUT)
チーム戦術を守ることにこだわり過ぎて、持ち前の相手の間を縫うようなプレーやゴールに向かうプレーが減っている。
 
10 梁 勇基 5
久々の先発だったが、やりたいプレーと離脱中にチームに落とし込まれた戦術にズレが見られ、連係が思うようにいかなかった。
 
FW
30 西村拓真 5(59分OUT)
ダイナミックな動きで決定機を作ろうとするも、周囲との呼吸が合わず、早い時間での途中交代となった。
 
20 ハモン・ロペス 5
4本のシュートを放ったが、トラップやラストパスが雑になりボールを失う場面も多かった。
 
交代出場
MF
31 茂木駿佑 5.5(59分IN)
西村と途中交代で攻撃の活性化を期待されたが、2点差を追うのであればもっとゴールに向かう姿勢が欲しい。
 
DF
25 菅井直樹 6(65分IN)
高い位置取りで攻撃にリズムを与え、ゴールも狙ったが惜しくも得点には至らなかった。
 
MF
36 パブロ・ジオゴ 6.5(74分IN)
後半途中からの投入で攻撃を活性化させ、クロスからオウンゴールを誘発。今後に期待を抱かせた。
 
監督
渡邉 晋 4.5
練習で細かくチーム戦術を落とし込むものの、想定外のプレーに選手が対応できていない。チームづくりにもっと柔軟性が必要。
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 6.5
田口、闘莉王ら経験豊富な選手が相手のミスを見逃さず、効果的に加点。守備を重視した現実的な戦いで、貴重な勝点3を獲得した。
 
【名古屋|選手採点】
GK
1 楢崎正剛 6.5
終盤の相手の猛攻も落ち着いたシュートストップで勝利に貢献。失点はやむを得ないものだった。
 
DF
19 矢野貴章 6
終盤ややバテてP・ジオゴの対応に苦しんだが、安定感ある守備や正確なフィードでチームに貢献した。
 
2 竹内 彬 6
闘莉王という良き相棒を得て、終始落ち着いたプレーぶり。仙台の単調な攻撃をはね返し続けた。
 
4 田中マルクス闘莉王 6.5
立ち上がり正確なフィードで小川のゴールをアシスト。守備でも空中戦の強さを見せたのはさすがだった。
 
6 古林将太 6(78分OUT)
立ち上がりから果敢に前へ出て決定機を演出した。ややオーバーペースだったか、後半途中で足がつって途中交代。
 
MF
8 ハ・デソン 6(71分OUT)
攻撃にはそれほど絡まなかったものの、球離れが良く、高い位置でのプレスでチームに貢献した。
 
15 イ・スンヒ 6.5
アンカーとして堅実な守備を見せ、相手FWに自由を与えなかった。
 
7 田口泰士 7
攻守に精力的に絡み続け、相手のGKとDFの連係ミスを見逃さずゴールを決め、勝利に大きく貢献。これぞ主将というプレーだった。
 
FW
10 小川佳純 6.5
立ち上がりの鮮やかな抜け出しとゴールでチームに勢いを与え、守備もいとわず、チームに大きく貢献した。
 
9 シモビッチ 5.5(64分OUT)
空中戦の強さは見せたが、怪我明けでまだ周囲との呼吸が合わず、途中交代となった。
 
11 永井謙佑 5.5
守備は献身的にやっていたが、シュートまで持ち込むなど、決定機に絡むプレーは少なく、さほど怖さはなかった。
 
交代出場
FW
32 川又堅碁 6(64分IN)
シモビッチに代わり途中出場。リードしていたこともあり、リスクを冒すより守備での貢献に努めた。
 
MF
13 磯村亮太 5.5(71分IN)
古林の交代後は中盤から左サイドバックに移ったが、オウンゴールで失点に絡んでしまった。
 
MF
17 明神智和 −(78分IN)
相手が攻勢に出ている時間帯での投入だったため、リスクを回避し、守備固めに奔走した。
 
監督
ジュロヴスキー 6.5
短期間で基本的な守備戦術の落とし込みに成功し、現実的な方法で勝点3という最高の結果を得た。

取材・文:小林健志(フリーライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。