J1リーグは9月25日に第2ステージ13節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。

【J1ベスト11 PHOTO|2nd・13節】逆転弾を挙げた川崎の小林がMVP。神戸からは最多の3名を選出
 
【選出理由】
 今節、川崎は出場停止の大久保に代わって1トップに小林を起用。その小林が神奈川ダービーで躍動した。14分、右サイドでボールを持つと、そこから絶妙なクロスを供給し、先制点をアシスト。さらに、同点に追いつかれたアディショナルタイムには、クロスにヘディングで合わせ、逆転弾を挙げた。採点は『7.5』。今節のMVPとした。
 
 神戸からは最多の3名を選出。なかでも、中盤で存在感を発揮してゲームをコントロールしたニウトンと、先制点を挙げてエースの仕事を果たしたレアンドロの出来は秀逸で、どちらも採点『7』とした。
 
 また、G大阪からは両SBをノミネート。左の藤春は絶妙な飛び出しから長沢のゴールをアシストし、右の米倉はアディショナルタイムに逆転弾を演出。両サイドバックともに高い運動量を発揮し、藤春は採点『7』、米倉は採点『7.5』とした。
 
 そのほか、攻守に貢献して1ゴールを挙げた名古屋の田口、ファインセーブを連発した柏の中村も出色の出来で、採点『7』で選出した。
【今節のベストイレブン】
GK
23 中村航輔(柏) 7
39分にダヴィのヘッドを横飛びでファインセーブ。終盤には2本のシュートを立て続けにストップし、チームを勝利に導いた。まさに守護神と呼ぶに相応しい活躍だった。
 
DF      
14 米倉恒貴(G大阪) 7.5
得意のオーバーラップは限られたが、ここぞという場面で球際の強さを発揮。中央に飛び込んでくる中島の対応には苦心していた。それでも、土壇場の90+1分に凄まじいまでのオーバーラップからシュートを叩き込んだ。記録は最後にボールに触った藤春の得点になっているが、9割9分、米倉の得点だった。この日の吹スタでの文句なしのヒーローだった。
 
23 植田直通(鹿島) 6.5
9試合ぶりの先発に発奮したのか、闘争心剥き出しのプレーでことごとく敵を封じ込める。ブエノとの連係も特に問題はなかった。
 
4 田中マルクス闘莉王(名古屋) 6.5
立ち上がり正確なフィードで小川のゴールをアシスト。守備でも空中戦の強さを見せたのはさすがだった。
 
4 藤春廣輝(G大阪) 7
絶妙なタイミングで前線へ飛び出すと、GKをかわしてクロスを放ち、長沢のゴールをアシスト。後半は室谷の攻撃参加を食い止めながら、前線に繰り出す。「より安全に枠に収めるために」と、90+1分に米倉のシュートを押し込み、結果的に1得点・1アシスト。
 
MF
10 柴崎 岳(鹿島) 6.5
後半開始早々、CKの流れから左足で目の覚めるようなボレ―シュートを突き刺す。見せ場は少なかったが、チャンスをしっかり仕留めたプレーを評価してMOMに選出。
 
10 ニウトン(神戸) 7
中盤での存在感は抜群。巧みなパスワークで攻撃を組み立て、自身もセットプレーから1得点を記録した。
 
7 田口泰士(名古屋) 7
攻守に精力的に絡み続け、相手のGKとDFの連係ミスを見逃さずゴールを決め、勝利に大きく貢献。これぞ主将というプレーだった。
 
19 渡邉千真(神戸) 6.5(77分OUT)
左サイドでプレーした前半は印象が薄かったが、前線に出た後半はらしさを発揮。1得点を挙げた。
 
FW
THIS WEEK MVP
11 小林 悠(川崎) 7.5
大久保が出場停止のなか、最前線で起点となった。正確なクロスで先制点をアシスト。後半はあと一歩となるシュートを放ち続けると、終了間際に劇的な決勝弾を奪取。まさに救世主と言える活躍だった。
 
11 レアンドロ(神戸) 7
一瞬の隙を見逃さずに勝利を引き寄せることになる1点目をゲット。高い位置でボールを収め、決定機に顔を出し、相手の脅威であり続けた。
 
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。