現地時間9月27日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第2節が行なわれ、グループGのレスターは、ポルトと対戦した。
 
 前節、クラブ・ブルージュに3-0と快勝したレスター。この日、注目の岡崎はベンチスタートとなり、最前線にはエースのヴァーディーと、スポルティング時代にポルトに相性の良かったスリマニが入った。
 
 CLで初めてのホームゲームを迎えたレスターは、スピーディーなパス回しで積極的に仕掛けるポルトに序盤の主導権を握られてしまう。
 
 自陣に押し込まれたレスターは、ロングボールを起点にした攻めとサイドアタックというシンプルな形で隙を窺うも、ポルトの守備陣に弾き出されてしまいフィニッシュまで持ち込むことはできなかった。
 
 それでも執拗なプレス掛けとシンプルな攻めを徹底したレスターは、徐々に自分たちのペースへと持ち込んでいき、先手を取る。
 
 25分、オルブライトンのサイドチェンジのボールを右サイドで受けたマハレズからのクロスボールにスリマニが飛び込んで、ネットを揺らしたのだ。
 
“ポルト・キラー”のアルジェリア代表FWの得点で試合を動かしたレスターは、以降も守備重視の戦いをしながら2トップを起点としたカウンターアタックで敵ゴールに迫っていった。
 
 一方のポルトタイトな寄せで自陣に鍵をかけるレスターの守備を前に流れの中から得点機を創出することができずに、1点ビハインドで前半を折り返した。
 
 レスターは、後半立ち上がりから落ち着いたビルドアップでボールを支配。攻守の切り替えも素早く、1点を追うポルトをゴール前にすら寄らせない完璧な試合運びを見せる。
 
 劣勢を見かねたポルトは63分にエレーラとジョッタという攻撃的MFを同時投入。これによりボール支配率も60パーセントにまで上がったものの、局面を打開する術はなく、目立ったシーンがないまま、時間だけが経過していった。
 
 対するレスターは82分に先制点を決めたスリマニに代えてキングを投入。布陣も4-4-1-1に変更し、逃げ切りを図った。
 
 完全に守勢に回ったレスターに対して、攻勢を強めるポルトは83分にコロナが放ったボレーシュートがポストを叩くなど運にも見放されてしまい万事休す。試合は1-0でレスターが完封勝利を収めた。
 
 残念ながら岡崎の出場はなかったものの、リアリスティックな戦いで2試合連続の完封勝利を飾ったレスターはCL2連勝。グループ首位の座を堅持し、グループステージ突破に向けて弾みをつけた。