J1リーグ・2ndステージ14節
名古屋グランパス–ベガルタ仙台
10月1日(土)/14:00/パロマ瑞穂スタジアム
 
名古屋グランパス
2ndステージ成績(13節終了時):16位 勝点9 2勝3分8敗 7得点・22失点
年間成績(30試合終了時):16位 勝点27 6勝8分16敗 31得点・51失点
 
【最新チーム事情】
●前節の仙台戦は第2ステージ初の複数得点で勝利(2-1)。残留圏の15位新潟との勝点差は1となり、チームの雰囲気は非常に良い。
●矢野が累積警告により出場停止。右SBには磯村が入る予定。
 
【担当記者の視点】
 前節の仙台戦は2-1と、第2ステージ初の複数得点で勝利し、残留圏に位置する15位新潟との勝点差は1に縮まった。いよいよ奇跡の残留が見えてきたことで、チームの雰囲気は非常に良い。
 
 福岡戦で狙うは勝点3。「ほかの試合の結果を意識せず、自分たちのゲームに集中したい」と誰もが声を揃え、今節で降格が決定する可能性もある福岡から白星を奪うことに集中している。
 
 矢野が累積警告により出場停止となるが、磯村はB・ジュロヴスキー体制で右SBを務めた経験があり、そこまで違和感を持たずに試合に入れそう。追い上げの原動力となっている闘莉王はコンディションは万全とは言えないが、着実に調整を進めており、ここ数試合と同様に存在感を発揮してくれるはずだ。
 
アビスパ福岡
2ndステージ(13節終了時):17位 勝点8 2勝2分9敗 13得点・26失点
年間順位(30試合終了時):18位 勝点19 4勝7分19敗 24得点・51失点
 
【最新チーム事情】
●神戸戦に敗れたことで残留は極めて厳しい状況にあるが、「状況はハッキリしている。勝つしかない」(井原監督)と、その1点に集中したトレーニングが続いている。
●コンディションが心配されたダニルソンも状態に問題はなし。名古屋戦での先発復帰が濃厚。福岡にとっては頼りがいある選手が戻ってくる。
●クラブが募集している「選手たちへの応援メッセージ」が続々到着。選手たちは、その一言、一言を力にして、最後まで全力を尽くす姿勢を見せている。
 
【担当記者の視点】
 前節の神戸戦に敗れたことで、名古屋戦に敗れれば降格が決定する可能性もある福岡だが、最後まで戦い抜くという気持ちに変わりはない。「残り4戦、我々は勝つしかない」と井原監督も勝負にこだわって戦うことを改めて強調している。
 
 名古屋戦の最大のポイントは、やはりシモビッチをいかに抑えるか。クロスボールが多いチームだけに、トレーニングではハイボールへの対応に時間が割かれたが、ハイボールを上げさせない、あるいは自由に前線でやらせないということも重要になる。
 
 だが、最も求められているのは「戦う」という部分。客観的に見れば、個々の能力の差を認めざるを得ない状況では、1対1で戦うこと、走力・切り替えの早さで上回ることが勝利への最低条件。ここまでを振り返れば、「戦う」という面で後手に回り、敗れる試合が多かった。また、狙い通りに試合を進めているのに、一瞬の隙を突かれて失点し、敗北を喫してきた。
 
 名古屋戦を含めた残り4試合は、内容よりも勝利が最優先の試合になるが、同じことを繰り返したままシーズンを終わるわけにはいかない。チームの力はもちろん、選手個々の質も問われる4試合になる。