[J1第2ステージ14節]鹿島 1-3 大宮/10月1日/カシマ
 
【チーム採点・寸評】
鹿島 5
 クラブ創設25周年の記念日だったが、良いところなく敗れ去った。大宮の組織的な守備に手を焼き、思うようにゲームをコントロールできず。守備ではエリア内の厳しさが足りず、簡単にゴールを許した。
 
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 5
奥井のシュートには懸命のセービングも届かず。横谷のFKとミドルシュートには、一歩も動けなかった。
 
DF
24 伊東幸敏 6
タイミングの良い攻め上がりで前線の選手をサポート。とりわけ攻撃の強度を強めた後半は、際立つ働きぶりだった。
 
14 ファン・ソッコ 5.5
的確なカバーリングなど、大きなミスはなかった。ただ、ビルドアップでもう少し、貢献してほしかったか。
 
23 植田直通 6
ムルジャに競り勝つ空中戦の強さはさすが。左右両足から放たれる距離のあるフィードは正確で、攻撃を後押しした。
 
16 山本脩斗 5
寄せが甘く、球際の厳しさも足りず奥井に振り向かれてゴールを許す。序盤にはCKからヘディングシュートも決められなかった。
 
MF
40 小笠原満男 5(62分OUT)
泉澤へのファウルでイエローカード。その反則で与えたFKを決められてしまった。中盤で精力的にさばいたが、3失点目の直後に交代を命じられる。
 
6 永木亮太 5.5
26分には際どいミドルを狙うも決め切れず。ロスタイムにはゴール前でFKのチャンスを得たが、枠を捉え切れなかった。
 
10 柴崎 岳 5.5
サイドに追い込まれても、ピンポイントで通すパスの精度はさすがだったが、得点には結びつかず。ファブリシオ投入後は、ボランチでプレー。
 
8 土居聖真 5(86分OUT)
要所でプレーに絡みながら変化をつけようとしたが、決定的な仕事はできなかった。FWに移行後は組み立てにも参加した。
FW
18 赤?秀平 5(HT OUT)
18分には柴崎のクロスから狙うも、これはGKの正面。29分のドリブルシュートは枠を大きく外すなど、決定力を欠いて前半のみで交代。
 
33 金崎夢生 5.5
敵陣サイドの深い位置に侵入し、起点を作ったが奏功せず。クロスに飛び込み、相手のオウンゴールを誘うも自身のゴールはなし。
 
交代出場
MF
34 鈴木優磨 5.5(HT IN)
後半のスタートから左MFに入り、途中から右サイドに。54分、84分のシュートチャンスなど、脅威を与えたが結果を残せなかった。
 
MF
11 ファブリシオ 5(62分IN)
カットインから好機を作ろうと奮闘。逆サイドへの展開も試みたが、あと一歩が足りなかった。終盤はFWでプレー。
 
MF
32 杉本太郎 −(86分IN)
投入された直後、ドリブル突破を仕掛ける。しかし、奥井の粘り強いディフェンスに阻止された。
 
監督
石井正忠 5
次々と攻撃的なカードを切り、前線の配置も変え、押し込む時間帯を作ったが、大宮の堅牢な守備を崩せなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
大宮 7
 オウンゴールで1失点も、それ以外では危なげなく鹿島の攻撃をシャットアウト。前線からの連動した守備が機能し、左右に振られても遅れずに対応した。奪った後はスムーズにボールを回しながら相手ゴールに迫り、チャンスを確実にモノにして3ゴールを奪取した。
 
【大宮|採点・寸評】
GK
21 塩田仁史 6.5
試合を通じて、身体を張ったセービングが光る。87分の決定的なピンチも、果敢に前に出てストップした。
 
DF
19 奥井 諒 6.5
鮮やかなターンから勢いをもたらす先制点をゲット。守備では最後まで集中を切らさず、同サイドの土居や山本を抑え込んだ。
 
4 山越康平 6
戻りながらのクロス対応で、痛恨のオウンゴール。それでも、鋭い出足でのボール奪取や、サイドに流れてくる相手のケアは万全だった。
 
2 菊地光将 6.5
幅広く動き回りながら、局面の勝負で強さを発揮し、金崎や赤?に前を向かせず。最終ラインの軸として存在感を放った。
 
20 大屋 翼 6(86分OUT)
簡単にクロスを上げさせないなど、サイドに追い込んでからの守備に問題はなし。柴崎への素早いアプローチも評価したい。
 
MF
15 大山啓輔 6(77分OUT)
常にアンテナを張り巡らせながら、ルーズボールを回収。横谷との役割分担も明確で、中盤の守備に落ち着きをもたらした。
 
MAN OF THE MATCH
17 横谷 繁 7
ペナルティアーク付近からの直接FKで追加点を挙げ、後半には家長の落としからダメ押しとなる3点目をゲット。ゴールに加え、配給力、先手を取る守備、機を見た攻撃参加など、ボランチとしてのパフォーマンスも質が高かった。
 
7 江坂 任 5.5
高い位置からのプレスは手を抜かず。ただ、攻撃面では今ひとつの内容で、序盤のヘディングシュートもGKに止められた。
 
39 泉澤 仁 5.5(65分OUT)
巧みな身体の使い方でファウルを誘い、ゴールにつながるFKをゲット。もっとも、それ以外ではこれといった見せ場がなかった。
FW
8 ドラガン・ムルジャ 5.5
プレスバックして金崎からボールを奪った27分のシーンはチームを助けた。ただ、高さでは植田に勝てないなど、本職では怖さが足りなかった印象だ。
 
41 家長昭博 6
高いキープ力や気の利いたポジショニングでパスを引き出しては、絶妙なアクセントをもたらす。78分のボレーシュートは決めたかった。
 
交代出場
MF
16 マテウス 6(65分IN)
テクニカルな左足と独特のテンポを駆使して相手をいなし、右サイドの攻撃を活性化。ファブリシオとの1対1は見応えがあった。
 
MF
23 金澤 慎 −(77分IN)
ボランチに入り、攻守両面でのタスクをソツなくこなす。横谷との距離感も良く、防波堤となった。
 
DF
13 渡部大輔 −(86分IN)
限られた時間の中、オーバーラップを繰り出したが柴崎に止められた。守備面では隙を見せずに、クローザー役を全うした。
 
監督
渋谷洋樹 6.5
安定した守備で相手のリズムを狂わせ、素早く攻守を切り替えて効率良くゴールを陥れる。プラン通りの展開で勝点3を奪った。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。