[J1第2ステージ14節]湘南0-0柏/10月1日/BMWス
 
【チーム採点・寸評】
湘南 5.5
立ち上がりはテンポの良いパスワークで主導権を握り、前線からの畳みかけるようなプレスも効果的だった。しかし、全体的に細かいミスが散見され、せっかく作ったリズムが崩れてしまっていたのは残念だった。

【湘南 0-0 柏 PHOTO】ともに決め手を欠き残留、優勝が遠のくドロー…
 
【湘南|採点・寸評】
GK
1 村山智彦 6.5
70分にCKの流れからのシュートを片足でストップしたほか、ファインセーブを連発。チームが攻撃的に出て、やや守備がおろそかになったなかでも、無失点に抑えられたのは、この男の活躍が大きかった。
 
DF
4 アンドレ・バイア 6
D・オリヴェイラへのフィジカルコンタクトは迫力があった。セットプレー時には空中戦の強さを見せたが、得点を奪うことはできなかった。
 
6 三竿雄斗 5
前半は長い距離を駆け上がり、相手DFの背後を突いたりと攻撃的なスタンスだった。ただ後半は、伊東のスピードについていけず、再三突破を許し、ピンチを招いていた。
 
36 岡本拓也 6.5
奈良輪とのコンビで、対面するクリスティアーノをうまく抑えていた。終盤に訪れたボレーシュートのチャンスを決めていれば、ヒーローになれたのだが……。
 
MF
8 山田直輝 5.5(76分OUT)
鋭い切り返しなど、高い技術力を発揮し、調子の良さを感じさせた。ただ同時に、力が入りすぎて、空回りしていた印象も受けた。
 
10 菊池大介 6
前半は献身的に上下動を繰り返し、三竿のカバーもこなしたが、後半は徐々に運動量が落ちていった。攻撃では、中に切り込んで果敢にシュートを放ったが、精度を欠いていた。
 
22 下田北斗 4.5(59分OUT)
中川と小林の素早い寄せに余裕を失い、ボールロストをする場面が多く見られた。目立つ仕事ができずに、途中交代を命じられた。
 
23 高山 薫 6.5
切れ味鋭い動き出しでマークを外し、ボールを引き出し、チャンスを演出。激しい試合展開に熱くなり、警告を受けた点は反省すべきだが、絶え間ないチェイシングも好印象だった。
 
24 奈良輪雄太 6.5
2戦連続の先発出場。身体を激しくぶつけ、クリスティアーノに自由を与えなかった。得点にはつながらなかったが、高精度のアーリークロスを供給した点も評価した。
 
28 神谷優太 5.5
中盤で組み立てようという姿勢は見えたが、中盤の後方からではゴールが遠く、必然的に無難なプレーに終始。前線への思い切ったパスも織り交ぜたかった。
FW
19 大槻周平 5.5(70分OUT)
際どいタックルなど前線からのプレスは効いていた。ただ攻撃面では、ボールの収まりが悪く、ターゲットマンとしては役不足だった。
 
交代出場
MF
34 齊藤未月 6(59分IN)
後半途中に出場すると、17歳らしからぬ堂々としたプレーを披露。ピッチを縦横無尽に動き回り、チームに勢いをもたらした。周囲に指示を出す姿も印象的だった。
 
FW
9 長谷川アーリアジャスール 5.5(70分IN)
シャドーで途中出場。前線でポジションチェンジを繰り返し、相手守備陣を翻弄した。ただ最後の局面で精度を欠き、ゴールに迫れなかった。
 
DF
2 ジネイ −(76分IN)
最前線に入ると、シュートチャンスこそ少なかったが、攻撃の起点として機能。守備も献身的にこなした。
 
監督
曺 貴裁 5.5
より攻撃的なスタンスで臨んだ後半に、前線3枚を交代。攻撃に活力を加えたが、得点には至らず、勝点3を得ることができなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
柏 5.5
前半は、相手の出足の鋭いプレッシングに、持ち前のポゼッションがやや陰り攻撃陣が孤立。少ないチャンスでも、ラストパスの精度も欠くなどゴールに迫れなかった。終盤の決定機も決めきれず、ステージ優勝が遠のく手痛いドローを喫した。
 
【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 6.5
荒れた試合展開にも、集中を切らすことなく、90分には決定的なセーブでチームを救った。ビルドアップも安心して見ていられ、成長を窺わせた。
 
DF
4 中谷進之介 6
茨田のカバーリングに追われていたが、高山との1対1は見応えがあり、無失点に抑えた点は評価できる。さらに前線へのロングフィードも効果的だった。
 
8 茨田陽生 5
背後のスペースを何度も使われ、ピンチを招き、明らかなウィークポイントとなっていた。攻撃でもこの日は効果的なパスを送ることができなかった。
 
22 輪湖直樹 6
クロスが味方に合わなかったものの、何度もオーバーラップを繰り返し、攻撃に厚みをもたらした。守備でもバランスを崩すことなく、安定感があった。
 
29 中山雄太 6
相手CFとの競り合いで強さを発揮。ロングボールをことごとく撥ね返していた。ビルドアップでもボールロストはほとんどなく、落ち着いていた。
 
MF
17 秋野央樹 6
相手のプレスを掻い潜りながらパスを散らし、リズムを作った。63分には強烈なミドルシュートでスタジアムを沸かせた。
 
19 中川寛斗 6(68分OUT)
豊富な運動量で広範囲をカバーリング。決定的な仕事はできなかったが、様々な場面に顔を出して、チームの潤滑油となっていた。
 
MAN OF THE MATCH
25 小林祐介 6.5
身体を張った守備で相手と激しく競り合い、ボールを刈り取った。こぼれ球の処理も的確で、相手に流れを作らせなかった点で、その存在感は大きかった。
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 5.5(83分 OUT)
シュート精度を欠き、無得点。A・バイアの気迫に圧され、前を向ける場面でもバックパスを選択するシーンも目についた。積極性が欲しかったが、82分に相手エリア付近で交錯し、負傷交代。
 
14 伊東純也 6.5(89分 OUT)
スピードを生かして、再三バイタルエリアに侵入し、チャンスを作った。75分のシュートは惜しくもGK正面に。
 
37 クリスティアーノ 5
パスの出しどころを探すのに時間をかけ、攻撃を停滞させていた印象。シュートチャンスも少なく、いつもよりも存在感が薄かった。
 
 
交代出場
MF
15 武富孝介 5.5(68分 IN)
中川と代わり、投入される。孤立気味だった前線3枚のサポートに尽力。シュートチャンスも迎えたが、決めきることができなかった。
 
FW
10 大津祐樹 −(83分IN)
CFで出場も、シュートはわずか1本。決定的な仕事はできなかった。
 
FW
34 ドゥドゥ −(89分IN)
終盤に投入されたが、流れを変えるには時間が足りなかった。
 
監督
下平隆宏 5.5
攻撃な3枚の交代カードを切ったが、やや遅かった印象。「マストで取りに行かなきゃいけない」試合で勝利に導くことができなかった。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。