[J1第2ステージ14節]鹿島 1-3 大宮/10月1日/カシマ

 鮮やかなFKと正確なミドルで2ゴール。敵地での鹿島戦で、大宮のボランチ・横谷繁は、際立つパフォーマンスを披露した。
 
 とりわけ、名手・曽ケ端が一歩も動けなかったFKは見事だった。ペナルティーアーク付近の、ゴールに向かってほぼ正面の位置。1-0で迎えた41分、貴重な追加点を“練習通り”に決めてみせた。
 
「2日前、真正面の練習をしたことがなかったので、やってみた。15本ぐらい蹴って、10本は入ったのかな。だから、けっこう自信がありました」
 
 さらに、ダメ押しのチーム3点目となるミドルは、「ニアにストレートは、好きなシュート」と得意な形だった。コースなど完璧には納得していないようだが、「落ち着いて決めることができた」と語る。
 
 ボランチとしては、的確な配給を見せる一方、周囲と連動したディフェンスで中盤の守備力を高め、ゲームをコントロール。第1ステージ王者を最後まで苦しめた。

 試合後、充実の表情を浮かべていた背番号17は、攻守両面でフル回転の働きを披露し、チームを完勝へと導いてみせた。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)