[J1第2ステージ14節]磐田1−2新潟/10月1日(土)/ヤマハスタジアム

【チーム採点・寸評】
磐田 5
先に失点したが、その後ペースを奪還し、ジェイのゴールで前半のうちに同点に。しかし後半は新潟の速い攻めとプレスに青息吐息。球際は新潟に軍配。ボールロストも多く、終盤は足が止まり、守備の集中も切れてノーガードに。終了間際に決勝点を許し、残留に黄信号が灯った。
 
【磐田|採点・寸評】
GK
22 カミンスキー 6
再三の好セーブも勝利に結びつかなかった。アディショナルタイムの決勝点は、DF陣が傍観者になっており、責められない。
 
DF
2 中村太亮 5.5
攻めの姿勢は出せていたが仕事をしたとはいえない。守備は球際、対人の強さに欠けた。終盤はパスが雑になった。
 
5 櫻内 渚 5
加藤の突破への対応が遅れPKを献上。ボールを持った時に判断が遅く相手に詰められた。終盤は山崎の対応に四苦八苦。
 
35 森下 俊 5.5
ラインコントロールも対人の守備も破綻はなかったが、終盤に相手の圧力に受け身になり疲弊したのか、足が止まり反応が鈍ってしまった。
 
MF
23 山本康祐 5.5
前半はコルテースの対応に追われ前に出て行けなかった。守備ではファイトしたが、相手の決勝点は鈴木に競り負けクロスを許した。
 
7 上田康太 5.5
パスの展開は悪くはないが、無難なプレーに終始。ひと手間余計にかけたり、前に出せても後方につないだりと、攻撃に迫力と厚みを出せなかった。
 
13 宮崎智彦 5.5(90分OUT)
前半はプレッシャーに苦しんだ。後半は、鋭い読みでDF陣を助けていたが、相手の勢いを止めきれなかった。
 
40 川辺 駿 6
ジェイ、アダイウトンによく絡み、前への推進力を発揮。長いドリブル突破は持ち過ぎの感もあるが、相手にとって厄介な存在になっていた。
 
9 太田吉彰 6(88分OUT)
インサイドにも入り込み、攻めに絡んだ。攻守の切り替え速く、力を出し切ったが、連動性に乏しい。それはチーム全体の課題でもある。
 
15 アダイウトン 5.5(90+1分OUT)
ゴールはならなかったが、前半3本の決定的なヘディングシュートを放つ。自陣深くまで戻りピンチを救う守備も。後半は不完全燃焼だが復調の兆し。
FW
8 ジェイ 6
開始早々に怪我をしてからは、ターゲットマンとしてプレー。そのなかで、高い打点で上田のFKを捉え同点弾を決めたが活躍はそこまで。エースの負傷は磐田にとっても痛かった。
 
交代出場
MF
11 松浦拓弥 −(88分IN)
決勝点を与えた場面では、起点となった相手選手への詰めが甘かった。
 
40 松井大輔 −(90分IN)
決定力、相手守備を崩し切るワンプレーを期待されて入ったが、守勢は覆らず仕事できなかった。
 
FW
森島康仁 −(90+1分IN)
アダイウトンに代わって入ったが、攻めの時間はほとんどなく、ノーチャンスに終わった。
 
監督
名波 浩 5
大事な一戦だったが、前節同様、戦術以前に闘志や球際の強さで相手に上回られている。攻めの迫力にも欠ける。出来が悪いわけではないが、何かが欠けている点を変えられない。終盤が交代策も、新潟とは対照的に得点やギアアップの力とはならなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
新潟 6.5
アウェイとは思えない1500人のサポーターの大声援を受けて、アグレッシブに戦い続けた。加藤の仕掛けからPKを奪取し先制した後、ペースを相手に握られて追いつかれたが、後半は新潟ペース。山崎の決勝点は球際で勝ち、最後まで足を止めなかった新潟が手にした必然の決勝点だった。
 
【新潟|採点・寸評】
GK
21 守田達弥 5.5
失点は難なくセーブできたはずで、ミスといえる。難しい相手シュートはなくその後は抑えたが反応が遅れ気味で危うさを感じさせた。
 
DF
27 松原 健 6 
アダイウトンに決定的な突破は許さなかった。前線のスペースを突くパスを狙うなど攻めのフィードも。終盤は積極的に攻め上がった。
 
4 舞行龍ジェームス 6
セットプレーから失点してしまったが、それ以外は勝利のポイントのひとつだった外国人FW相手にファイトし続けた。
 
24 西村竜馬 6
ややバタつきながらもゴール前で粘り強い対応。後半、猛然と前に出て身体を張りカウンターを潰すファイトが光った。
 
7 コルテース 6
自陣でのインターセプトから猛スピードで攻め上がるプレーを再三見せて、立ち上がりから新潟の攻撃をパワーアップさせた。
 
MF
6 小林裕紀 7
本来の力を発揮したというべきか、出色の出来というべきか。左サイドのカバーやプレス、パスの展開だけではなく、高い位置からの縦パスで決定機を生み出した。2得点は小林が起点。後半はDFにかわり、ジェイと競りあってイラつかせた。90分間、攻守にきいていた。
 
8 レオ・シルバ 6
相手に囲まれてもものともせず、余裕のボールキープで時間を作り、ピッチ全域で精力的にボールハント。新潟ペースを支えた。

13 加藤 大 6
22分、スピードに乗ったゴール前への飛び出しで先制点のPKを獲得。90分間、走力を如何なく発揮し、相手を疲れさせた。

18 成岡 翔 6(65分OUT)
気持ちの入った守備だけではなく、スペースを作り、突き、周囲をいかすプレーをみせた。しかし後半は息切れした。
FW
11 指宿洋史 6.5(72分OUT)
ターゲット役をしっかりこなし、前線で攻撃の起点を作った。積極的に前を向いたことも攻撃を活性化させた。守備でも貢献度大。
 
10 ラファエル・シルバ 6(83分OUT)
シュートは0本。チャンスシーンに絡むことはあまりなかったが、後半半ばからギアアップし、相手にとって嫌な存在になった。
 
交代出場
FW
山崎亮平 7(65分IN)
ゴールへの意欲を前面に出しドリブルで猛然とペナルティエリアに侵入。磐田を守勢に追い込んだ。アディショナルタイム、鈴木が持ったら逃げる動きでゴールを狙うと話しあった直後に、その通りの形からダイビングヘッドでチームに希望をもたらす決勝点。
 
FW
18 鈴木武蔵 6.5(72分IN)
短い出場時間ながらシュートはGKにファインセーブされた決定機も含む3本。得点ならなかったが、クロスで山崎の決勝点をアシスト。
 
MF
37 野津田岳人 −(83分IN)
速めがスピードアップシテイル中に入ったが流れにしっかり乗り、よくボールを受けて新潟ペースを維持。
 
監督
片渕浩一郎 7
4バックに戻しポジティブな闘志をチームに注入。前からプレスを仕掛け、相手の裏をショートカウンターで突くシンプルな戦術を与え、選手の力を引き出した。ベンチに“攻撃力”を用意し、交替策で狙い通りに敵陣を切り裂き残留争いのライバルをねじ伏せた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。