10月2日、ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選の10月シリーズに挑む日本代表が、トレーニング初日を迎えた。
 
 この日は国内組が中心となるメンバー構成のなか、唯一の欧州組である清武弘嗣は、「他の海外組よりも早めに入れた。良い準備をして、とりあえず、時差を直して、という感じですね」と今の状態を語る。
 
 イラク、オーストラリアとの2連戦に向けては、「すごく大事な試合。できれば6ポイントが欲しい」と意気込む。
 
 練習前には、ハリルホジッチ監督と長く話し込む姿が見られた。「元気か? と言われて、元気です、と。その後は、いつも通りの話ですね。自分に求められているものとか、現状をどう見ているかとか」といった内容が話し合われていた。
 
 まずはホームで迎えるイラク戦が重要となるが、清武は「イラクとは何回も試合をしている。特別な印象はないかな」とする一方で、「でも、これがワールドカップ予選となれば、多分、堅い試合になるだろうし、イラクもそこまでガツガツ来ないと思う。ただ、中東のチームは一発がある。そこがちょっと怖い」とイメージする。
 
 日本代表は2試合を終え、1勝1敗の成績でグループ3位に位置する。決して楽観視できる状況ではなく、10月シリーズは非常に大事な2試合だ。清武もそのことは十分に理解しているようで、「内容よりも結果」と言葉に力をこめる。
 
 トップ下とウイングで計算できる攻撃のキーマンにかかる期待は大きい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)