現地時間10月2日、サン・シーロでセリエA7節のミラン対サッスオーロ戦が開催された。
 
 ミランは過去2試合同じだったスタメンを3人変更。右SBはカラブリアからアバーテ、CBは怪我のロマニョーリからゴメス、左ウイングはニアングからL・アドリアーノに代えた。本田は7試合連続のベンチスタートとなった。
 
 一方のサッスオーロは、「ミラン・キラー」として知られるベラルディをはじめ、ミッシローリ、ダンカン、ガッツォーラという主力4人を怪我で欠く苦しい布陣となった。
 
 先制点を奪ったのはミラン。9分、ゴメス、デ・シリオと繋ぎ、ペナルティーエリア手前からボナベントゥーラが右足でミドルシュートを放つと、アチェルビに当たってコースが変わったボールはゴールネットに突き刺さった。
 
 しかし、その1分後にサッスオーロは早くも同点に追い付く。自陣でパレッタからボールを受けたアバーテが、アジャポンのプレッシャーを受けてパスミス。これを拾ったポリターノがGKドンナルンマの股を抜いてゴールを決めた。
 
 さらにサッスオーロは22分、クロスボールからアジャポンがゴールネットを揺らす。しかし、これはボールが手に当たったとしてゴールは取り消され、アジャポンにはイエローカードが出された。
 
 スソが右サイドを起点に中央でトップ下的な動きも見せるミランは36分、ハーフウェーラインで起点を作ったバッカが左サイドのデ・シリオに展開。折り返しのクロスを右足ダイレクトで狙うも、ボ―ルはゴールの枠を大きく外れた。
 
 直後の38分にL・アドリアーノ、39分にボナベントゥーラがスソの仕掛けからゴール前で好機を得たが、いずれも得点には繋がらなかった。
 
 ミランの速攻になりかけた時に前半終了を告げるホイッスルが鳴り響く。すると、これに納得いかず主審に激しく抗議したモンテッラ監督が、退席処分を食らった。
 
 ミランは後半頭から低調だったL・アドリアーノに代えてニアングを投入。攻撃陣をテコ入れした。
 
 しかし、勝ち越しゴールを奪ったのはサッスオーロ。54分、ショートコーナーからペッレグリーニが斜めのクロスを上げ、オフサイドトラップをかいくぐってフリーになったアチェルビが右足ボレーを決めた。
 
 サッスオーロはさらにその2分後、ドゥフレルとのワンツーで抜け出した後に軽快なステップの突破でゴメスを振ったペッレグリーニが、左足を振り抜いてゴールネットを揺らす。
 
 2点差を付けられたミランは59分、モントリーボに代えてロカテッリを投入。すると67分、ニアングが3人と競り合いながら強引な縦の突破を見せ、アンテイのファウルを誘ってPKを獲得する。これをバッカが決めて、1点差に詰め寄った。
 
 さらにミランは73分、同点に追い付く。ロカテッリがCKのクリアボールに反応してペナルティーエリア外からダイレクトで左足を振り抜くと、ゴール左上に豪快に突き刺さった。下部組織出身の18歳にとっては、嬉しいセリエA初ゴールとなった。
 
 そして77分、ショートコーナーからニアングが左足でクロスを上げると、ファーサイドから走り込んだパレッタが打点の高いヘディング。これが決まり、ミランはついに逆転に成功する。
 
 サッスオーロは80分、ペナルティーエリア内でポリターノが左足でフィニッシュしたが、ドンナルンマのスーパーセーブに弾かれた。
 
 このまま1点を守り切りたいミランは83分、FWバッカを下げてMFポーリを投入。交代枠を使い切り、これで本田の出番はなくなった。
 
 結局、このまま4-3でタイムアップ。サッスオーロがセリエAに昇格して以降の過去3シーズンは2勝4敗と負け越していた“天敵”を、ミランが乱打戦の末に下した。