現地時間10月3日、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が、ワールドカップ出場国を2026年大会から現行の32チームから、48チームにする仰天プランを明らかにした。イギリスの『BBC』や『スカイスポーツ』など複数メのディアが報じている。
 
 今年2月の会長選の際にワールドカップ出場枠を40に増やすことを提唱していたインファンティーノ会長は、コロンビアのボゴタにあるセルヒオ・アルボレダ大学での講演会で参加国数を48まで増やす意向を表明し、「世界中のより多くの国や地域が幸せになる」と主張した。
 
 さらにインファンティーノ会長は、「40チームでは(トーナメントがうまく)機能しない」とコメント。「16のベストチームと、プレーオフを勝ち抜いた16チームがグループリーグに進む形の大会にすれば、ワールドカップは48チームとなりえる」と詳細を説明した。
 
 計画では、まず最初に32か国でノックアウト方式の1試合を行ない、勝ち残った16か国と、「ベストチーム」として選ばれていた16か国の合計32カ国がグループステージで戦うというものだ。それ以降は現行と同じ形でスケジュールが進む形となる。
 
 これが実現した場合、グループリーグ前に行なわれるプレーオフで敗れた16チームは、1試合で大会を終える形となるうえ、さらに「ベストチーム」の定義は、直近の結果なのか、過去のワールドカップにおける成績によるのかも大きな焦点となりそうだ。
 
 ちなみに現在のFIFAランクでは、16の「ベストチーム」は15位のメキシコを除き、すべてヨーロッパと南米のチームとなる。
 
 また、W杯が48チーム制になると、より多くのスタジアムやキャンプ地を用意しなければならないため、自然と招致国の負担は増すことになる。アメリカやヨーロッパの主要国などインフラ整備が整っている国が有利になると見られる。
 
 なお、2026年大会の大会形式や招致プロセスについては、来週からチューリヒで行なわれるFIFA評議会で議論をする見通しだ。インファンティーノ会長は「48チーム制はあくまで最高の解決案にすぎず、これから話し合うつもりだ。ただ、2017年までに我々は全てを決定する」と語った。