日本代表で随一のパスセンス能力を備えた柏木は、10月6日に対戦するイラクの印象を次のように語った。
 
「守備は結構、人にちゃんと来られるチームだと見ていて思った。どっちかというと守備的なチームなのかなと」
 
 イラクは最終予選の初戦でオーストラリア相手に2失点し、第2戦ではサウジアラビアに同じく2失点した。結果的に計4失点したものの、ゴール前で身体を張る闘志溢れる守備は迫力があり、柏木もそうしたイラクの個々のメンタリティや激しさを警戒している。
 
 ただし、同時に穴も見つけた。
 
「ブロックをしっかり敷いているけど、中央とサイド、裏の3つの使い分けができれば崩せるチャンスはいっぱいある。その役目を担うのは自分だと思っているので、出られたら意識してプレーしていく」
 
 加えて、ここ最終予選の2試合で噴出したカウンターへの対策も頭に入れており、「セカンドボールを拾われてカウンターというシーンが2試合とも多かったから、そういう意味でもできるだけ高い位置でボールを受けて、(パスを)出してからセカンドボールを拾いに行けるような、そこで潰せるような位置を保っていければいいかなと。そういうイメージです」。
 
 攻撃で変化をつけつつ、セカンドボールを拾って相手カウンターを防ぎ、二次攻撃につなげる。柏木の頭のなかには、イラク攻略法が明確にできている。