10月6日、日本代表はロシア・ワールドカップのアジア最終予選第3戦のイラク戦に臨む。
 
 先日の第2戦、タイ戦で約5か月ぶりに代表戦のピッチに立ち、フル出場した山口は「負けられないというのはあるけど、プレッシャーはあんまり感じていないです」と決戦を前に今の心境を語った。
 
 タイ戦では素早い寄せからボール奪取を繰り返し、ピンチの芽をことごとく摘み取った。「相手の良さを消す」ことを意識したというなかで、ハリルホジッチ監督へ向け良いアピールになったはずだ。
 
 そんなタイ戦を経て、イラク戦に向けては、「(イラクの映像は)多少見ました。全体というよりは個々のプレーヤーのことを見ていたので、特長を掴んだという感じです。どの選手がどういうプレーをするかは頭に入れました」と話す。
 
 特に気を付けたい選手はいたかという質問に対しては「まだ(誰が出るか)定かではないので」と煙に巻く。ただ、その言葉の節々からは臨戦態勢に入っているであろうことが感じ取れた。
 
 チームには長谷部、柏木、大島、そして今回初招集された永木とボランチの定位置を争うライバルたちが顔を揃える。
 
 イラク戦では誰が先発するか定かではない。だが、もし山口がピッチに立てば的確なプレーでチームメイトを助けるはずだ。「いつもと変わらずに――」そう繰り返す姿には頼もしささえ覚えた。