英紙『テレグラフ』のおとり取材に引っかかり、“脱法行為”を指南するなどしてイングランド代表監督を事実上解任されたサム・アラダイス。元代表のレジェンド、アラン・シアラーも「とんだお笑い草」と呆れたこの不祥事で思わぬ得をしたのが、U-21代表監督からの昇格で暫定監督の座に就いたガレス・サウスゲイトだ。
 
 10月8日のマルタ戦と同11日のスロベニア戦、11月11日のスコットランド戦(いずれもロシア・ワールドカップ予選)、同15日のスペイン戦(親善試合)と年内に予定されている4試合の指揮を執ることが当面決まっているが、この4試合の報酬が50万ポンド(約6600万円)。U-21代表監督としてのサウスゲイトの年俸は50万ポンドで、1年分のサラリーをたった4試合で手にすることになったのである。
 
 FA(イングランド・サッカー協会)は、年俸300万ポンド(約3億9600万円)というアラダイス前監督との契約をサウスゲイトにも適用し、いわゆる日割りでこの金額になった。
 
 後任監督人事について、FAはサウスゲイトも有力候補としている。
 
 EURO2016敗退後に辞任したロイ・ホジソン元監督の後任人事では、サウスゲイトは監督就任を望まないと距離を置いていた。