[ロシアワールドカップ・アジア最終予選]日本 - イラク/10月6日/埼玉

 ロシアワールドカップ・アジア最終予選の日本対イラクは、19時35分に埼玉スタジアム2002でキックオフされた。

 日本は、GKに西川周作、DFは右から酒井宏樹、吉田麻也、森重真人、酒井高徳が入り、中盤はボランチに柏木陽介と長谷部誠のコンビが並ぶ。トップ下には清武弘嗣を起用し、香川真司はベンチスタートとなった。FWは右から本田圭佑、岡崎慎司、原口元気の顔ぶれ。

 対するイラクは、五輪世代を中心とする比較的若いチーム。第2戦のサウジアラビア戦では0−1と敗れたものの、内容的には押し込んでいただけに油断のならない相手だ.。

 日本は立ち上がりいきなりピンチを迎える。2分、左CKからヘディングシュートを許し、これが右ポストを直撃。ボールはそのままゴール枠を外れ、ゴールキックとなったが、危ないシーンだった。さらに日本は5分にも鋭いミドルを撃ち込まれるなど、やや押し込まれている。

 日本は11分、柏木のボール奪取と岡崎のポストプレーから清武が持ち込み、ミドルを放ったが、GKの好守に阻まれた。

 10分以降、ペースを掴み始めた日本は、トップ下の清武、ボランチの柏木を中心にボールが回り始め、徐々にゴールに迫っていく。

 そして25分、カウンターから本田が右サイドを駆け上がると、裏を回った清武にスイッチ。清武のクロスに走り込んだ原口がヒールシュートで合わせて、日本が待望の先制点を奪った。日本が1-0とリードしている。

  先制直後の29分、イラクゴール前で清武が相手DFに蹴られ、倒れ込んでしまう。しばらく起き上がれずピッチ外に運ばれ、日本ベンチに緊張が走ったが、大事には至らず。すぐにピッチに戻った。

 41分、日本は清武がバイタルエリア中央で倒されFKを獲得。清武のFKに本田が頭で合わせたが、これはGKの正面を突いた。

 日本は前半アディショナルタイムに再びカウンターからピンチを迎える。右からのクロスにアブドゥルザフラに合わせられたが、GK西川がファインセーブでこれを阻止。1-0で前半を折り返した。

 後半立ち上がり、日本はイラクに押し込まれたが、49分、カウンターから岡崎が抜け出し、チャンスを広げる。ここは相手DFの対応に遭ったが、日本はイラクを押し返す力強さを見せる。

 57分、日本はややディフェンスラインが下がり始め、イラクにミドルシュートを撃ち込まれるが、これは大きく枠を外れ事なきを得た。

 だが60分、日本はセットプレーからサードにヘディングで同点弾を許してしまう。試合は1-1の振り出しに戻った。

 62分、日本は右CKから吉田がヘディングで狙うが、シュートは惜しくもバーの上を越えてしまう。

 66分、日本は柏木に代えて山口蛍を投入する。

 日本は74分、長谷部のアーリークロスに本田が頭で合わせるが、これは力ないシュートになり、枠を外れる。直後、日本は岡崎に代えて浅野を投入した。

 75分、日本は原口のドリブル突破からのクロスに本田が中央に折り返すが相手DFに撥ね返されてしまった。

 79分、原口はカットインからクロスを供給。本田がヘッドで合わせるも、惜しくもポストをかすめてゴールキックになる。直後の80分に本田に代わって小林がピッチに送り込まれた。

 81分、大きなサイドチェンジから小林→酒井宏とつなぎ、酒井宏がクロスを入れる。これを山口が頭で合わせるが、ヘディングシュートは大きく上へ外れた。

 87分、イラクのCKはファーサイドに流れる。

 88分にはCB吉田を前線に上げてパワープレーを敢行。吉田の落としから浅野がチャンスを迎えるも、ヘディングシュートは力なく、GKにキャッチされる。

 アディショナルタイムの表示は6分。

 90+5分、吉田が獲得したセットプレー。清武のクロスは撥ね返されるが、こぼれ球に反応した山口が渾身のミドル!鮮やかにネットを揺らし、日本が追加点を挙げる。

 そのまま2−1で試合は終了。日本が苦しみながらホームで勝点3を得た。

【日本 2 - 1 イラク|PHOTOギャラリー】劇的な一戦を写真で振り返る!