現地時間10月6日、トリノのユベントス・スタジアムでロシア・ワールドカップ欧州予選のイタリア対スペイン(グループG2節)が開催された。
 
 イタリアのヴェントゥーラ監督は3−5−2システムを選択し、出場停止キエッリーニの代役として左CBにA代表デビューのロマニョーリを抜擢。また、中盤アンカーにはヴェッラッティではなくデ・ロッシ、右WBにはカンドレーバではなくフロレンツィを起用するなど、やや守備を重視した布陣となった。
 
 一方、スペインのロペテギ監督は、4-3-3システムを選択。9月は怪我で外れていたイニエスタが左インサイドハーフに入り、その相棒はチアゴではなくコケ。S・ロベルト予想もあった右SBはカルバハル、モラタを差し置いてCFにはD・コスタが先発した。
 
イタリア代表とスペイン代表の招集メンバー
 
 序盤に試合の主導権を握ったのはスペイン。ハイプレスを機能させて敵のビルドアップを遮断し、速攻と遅攻の双方でゴールに迫った。しかし、組織的なイタリアの堅守をなかなか崩せず、良い形でフィニッシュできない。
 
 そんな中、スペインにアクシデント。22分、筋肉を痛めたジョルディがナチョとの交代を強いられた。一方のイタリアもS・ラモスとの接触で左膝を負傷したモントリーボがプレー続行不可能になり、30分にボナベントゥーラが代わりに入った。
 
 その後もペースを握ったスペインだが、やはり決定機は作れない。イタリアもビッグチャンスを演出できず、前半はスコアレスで終了した。
 
 後半も攻め続けたスペインは55分、ついに先制する。スルーパスに反応したビトーロが裏に抜け出すと、ボールをクリアしようと飛び出したブッフォンがまさかの空振り。ビトーロはそのまま無人のゴールに流し込んだ。
 
 1点のビハインドを負ったイタリアは60分、ペッレに代えてインモービレを投入。そのインモービレは64分にショートコーナーからのクロスにファーサイドで飛び込むも、惜しくも届かなかった。
 
 67分にD・コスタとモラタを交代させたスペインは、68分に再びビトーロが抜け出すも、今度はブッフォンが絶妙な間合いで詰めてシュートミス。イタリアは75分にパローロに代えてベロッティを送り込み、システムを3−4−3に変えて攻勢に出た。
 
 そのベロッティは81分にこぼれ球を拾って右サイドからペナルティーエリアに侵入すると、横パスを受けたエデルがS・ラモスに足を引っかけられPKを獲得。これをデ・ロッシが落ち着いて決め、イタリアが同点に追い付いた。
 
 ベロッティは85分にもゴールネットを揺らすが、その前のインモービレがオフサイドだったとしてゴールは認められなかった。
 
 その後は互いにゴールチャンスがなく、このまま1−1でタイムアップ。注目のビッグゲームは、勝点1を分け合う結果となった。