エバートンに所属するエクアドル代表FWエネル・バレンシアが、10月6日に行なわれたロシア・ワールドカップ南米予選のチリ戦で、前代未聞の行動に出た。イギリスメディア『デイリー・メール』紙が伝えた。
 
 バレンシアはチリ戦に先発出場し、献身的なプレーで3-0と快勝したチームに大きく貢献。しかし、82分に突然胸部を抑えて倒れこむと、立ち上がることができずに酸素吸入器をつけてピッチを後にしていた。
 
 しかし、このアクシデントは“仮病”だったことが、試合後に発覚する。
 
 デイリー・メール紙によると、5歳の子どもの養育費1万7000ドル(約175万円)を滞納したバレンシアは、前妻のシャロンさんに提訴される。そして、前日の練習にも出動していた警察は、この日の試合会場にも身柄を拘束するために待機。この情報を知ったバレンシアは逮捕を逃れるために、なんと重傷を装ってスタジアムから脱出したのだ。
 
 結局、チームスタッフと当局の話し合いにより、バレンシアはホテルに戻ることができ、また弁護士が裁判所に未納の養育費を支払う約束をしたことで、とりあえず事態は収拾した。
 
 しかし、言うまでもなく、養育費の支払いから逃れるためにワールドカップ予選の試合中に仮病を装おうというのは、プロフットボーラーにあるまじき行為だ。エクアドル国民の逆鱗に触れても不思議はない。