10月7日(現地時間)、ロシア・ワールドカップ欧州予選で、ポルトガルはアンドラを6-0で破り、今予選での初勝利を飾った。
 
 前節でスイスに敗れたポルトガルは、格下相手のホームゲームを絶対にモノにする必要があったが、開始わずか2分で国民の期待に応えたのは、この試合で代表復帰を果たしたエース、クリスチアーノ・ロナウドだった。
 
 CKから、相手選手の厳しいチェックに倒れ込みながらもGKのクリアしたボールに素早く反応して押し込んだ彼は、その2分後にはDFラインの裏に抜け出してのヘディングシュートで追加点を挙げた。
 
「先制点の重要性は認識していた。早い段階で2点目を奪えたことで、その後の試合運びがとても楽になった」
 
 そう振り返ったC・ロナウドは、その後も再三、アンドラのゴールを脅かし続け、後半開始2分で右サイドからの速いクロスに合わせて3点目。68分にも、軽快な動きからゴール左隅に流し込むゴールで、代表では初の1試合4ゴールを決めた。
 
 怪我で涙の途中退場となったEURO2016決勝の以来の代表戦で、いきなり結果を出したエースに、フェルナンド・サントス監督から称賛の言葉をかけられたC・ロナウドは「監督には感謝している。僕は自分が重要な選手であることを知っている。他の選手と同様にね」と喜びを表現した。
 
 また、3か月ぶりの代表復帰、そして今後については、以下のように語っている。
 
「大きな怪我をした後で、代表に戻ってこられてとても嬉しい。4点を挙げてチームの役に立てたこともね」
 
「初戦でスイスに負けたことが、チーム状況を複雑なものにしただけに、今日は勝たなければならなかった。チーム全体で良いプレーができたことを、とても誇りに思っている。W杯予選はまだ8試合残っているけど、全部勝ちたい」
 
 このアンドラ戦でも厳しいマークに遭ったC・ロナウド。後半には後方からファウルを受けて倒れ込むシーンもあった(相手選手は退場処分)が、途中から下がり目の位置でプレーしながら、90分間、ピッチに立ち続けた。
 
「無理はしたくなかったけど、ゴールを重ねているチームの勢いを止めたくもなかったから、ポジションを下げてプレーした。(ファウルを避けるために)なるべく簡単にボールを捌くよう心掛けた」