[ルヴァンカップ・準決勝第2戦]横浜1-1G大阪/10月9日/日産ス
 
【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
前半、決定機はほとんどなく、守備でも水際で食い止めるシーンが目立ち、不安定だった。サイドから攻撃の起点を作ろうと試みた後半は、1得点こそしたものの、それ以外のチャンスではクオリティ不足を露呈。結局、G大阪の攻撃に耐えられずに失点し、アウェーゴールの差で敗退を喫した。

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【横浜|採点・寸評】
GK
1 榎本哲也 5.5
足もとがおぼつかず、ヒヤリとさせるシーンもあったが、セービングは安定していた。それだけに唯一の失点が悔やまれる。
 
DF
2 パク・ジョンス 6
22分にアデミウソンのシュートを顔面ブロック。さらに長沢にも競り負けないフィジカルの強さを見せた。
 
13 小林祐三 6
90分間止まることなく上下運動を繰り返し、攻守に厚みをもたらした。ただクロスの精度を欠き、ゴールにはつながらず。
 
22 中澤佑二 5.5
密着マークでなんとか抑えていたが、アデミウソンの素早い動きに苦戦。カバーリングまで手が回らず、藤本への寄せが遅れ、アシストを許した。
 
24 金井貢史 5(76分OUT)
何度も裏を取られるシーンが見られ、ウィークポイントとなっていた。攻撃でもマルティノスへのサポートが遅れていた。
 
MF
8 中町公祐 6
気の利いたポジショニングでビルドアップに関与。動き出しを見逃さず、伊藤のゴールをアシストした縦パスは見事だった。運動量が落ちてきた80分に途中交代。
 
20 マルティノス 5.5
19分にはドリブルでエリア内に侵入したり、クロスからチャンスを得たが、得点を奪えず。4本のシュートはすべて精度を欠いていた。
 
28 喜田拓也 6
得点機を演出するようなパスは見られなかったものの、小さくない存在感。中央からパスを散らすだけでなく、後方からボールを持ち出すなど、攻撃面でリズムを作った。
 
25 前田直輝 6(59分OUT)
テクニカルなフェイントが光った。対面する藤春を手玉に取り、再三チャンスを演出。3本のシュートチャンスも迎えたが、力なくGKに止められた。
 
 
29 天野 純 5.5
中盤で組み立てようという姿勢は見えたが、後方やサイドへのパスばかりで無難なプレーに終始。ゴールに向かう迫力が欠けていた。
FW
16 伊藤 翔 6(70分OUT)
最前線でボールを収められず、ターゲットマンとしてまったく機能せず。消える時間が長かったが、一瞬の隙を突いて、56分に先制点を挙げたのは評価できる。
 
交代出場
FW
17 富樫敬真 5(59分IN)
59分に、負傷した伊藤に代わって出場。丹羽とのフィジカルコンタクトは劣勢に立たされ、ボールロストが多く、チームに勢いをもたらせなかった。
 
MF
7 兵藤慎剛 5.5(71分IN)
献身的にゴールを追い回し、守備で貢献。しかし攻撃では孤立する場面が多く、リズムを変えるには至らなかった。
 
DF
26 中島賢星 −(80分IN)
トーンダウンしていた中町と交代で起用される。攻撃では、パスを近くの味方に渡すばかりで、守備では寄せきれない場面が散見。1点取りに行かなければいけない状況で、遠慮がちにプレーしていては何も起こせるはずがない。
 
監督
エリク・モンバエルツ 5.5
G大阪の出足の素早いプレスに苦慮。終始具体的な改善策も見えて来ず、先制した後も試合の流れを掴めなかった。また交代策でも変化を加えられず、敗軍の将となった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
FW 
9 アデミウソン 6  (66分OUT)
21分に井手口のパスに反応すると、中澤とGKをかわしてシュート。ネットを揺らせなかったが、全体的にキレのあるパフォーマンスだった。
 
交代出場
20 長沢 駿 6(66分IN)
期待された目に見える結果は出せずも、守備で貢献。投入直後から献身的なチェイシングでボールを追い込む。
 
19 大森晃太郎 5.5(70分IN)
藤本に代わってピッチに立ったが、存在感を示せず。プレーが中途半端だった印象で、アタックスピードを落としてしまう場面も。
 
8 岩下敬輔 −(90+2分IN)
決勝へと駒を進めるために、試合のクローズ役を担って最後の最後に出番を与えられる。その意味でしっかりと仕事をしたと言える。
 
監督
長谷川健太 6
交代は効果的とは言い難かったものの、ディシプリンの徹底は高評価。勝利を挙げられずも、決勝の舞台にチームを導いてみせた。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
【チーム採点・寸評】
G大阪 6
細かいパスワークとサイドチェンジで主導権を握る時間帯は長かった。ただ、少し集中力を欠いたようなシーンも散見され、盤石の決勝進出ではない。どう修正を施すのかが見ものだ。
 
【G大阪|採点・寸評】
GK
18 藤ヶ谷陽介 5.5
キックに正確性を欠いただけでなく、痛恨の先制点献上。角度のないエリアから、ファーサイドを抜かれたその場面ではポジショニングを含めて疑問符がつくのではないか。
 
DF
14 米倉恒貴 6
藤本や井手口と連動しながら攻守で汗をかく。クロスは高精度でなかったが、横浜の最終ラインの裏へとタイミング良く飛び出してチャンスを作った。
 
5 丹羽大輝 6
最終ラインの統率と周囲へのコーチングはもちろん、横浜攻撃陣に仕事をさせない読みと判断力は好感が持てる。最後までチームを盛り上げた。
 
6 金 正也 5.5
丹羽とコミュニケーションを取りシュートを恐れずに身体を投げ出す。ただ、56分の失点シーンだけは、まるで集中力が切れたように伊藤への寄せが甘かった。
 
4 藤春廣輝 5.5
自慢の快足を生かした縦への突破は数が限られ、守備でも武器のドリブルを前面に出してくる前田に苦戦。迂闊に懐に飛び込めずに後手に回ってしまったか。
 
MF
21 井手口陽介 6.5
21分にアデミウソンの決定機を生むなど、効果的な縦パスを見せる。同点弾のシーンでは、高い位置のボールハントでゴールに絡んだ。
 
15 今野泰幸 6
縦横無尽に動いて危険なスペースを事前に埋めるだけでなく、攻撃ではパスルートを切り開く気の利いた位置取りを披露した。
 
25 藤本淳吾 6(70分OUT)
オン・ザ・ボール時にも決して動きは本来のものではなかった。それでも63分には同点弾をアシストするなど、要所で仕事をこなした。
 
11 倉田 秋 6.5 MAN OF THE MATCH
無尽蔵のスタミナで中盤の底からラストサードまでを駆け抜ける。ピンチにもチャンスにも必ず顔を出す、アニメのヒーローのようだった。
 
7 遠藤保仁 6(90+2分OUT)
トラップやパスでミスが多く、攻撃スピードの低下を招く。出足も鈍かったが、ひとつのチャンスをものにする職人技はさすが。