10月12日、第9回Jリーグ理事会が行なわれ、その後の記者会見に臨んだ村井満Jリーグチェアマンから、外国籍選手の登録枠を拡大することが発表された。

 現在の登録人数は「3+2」(外国籍枠3+アマチュア、20歳未満のプロC契約、AFC枠=1名、提携国枠のいずれか2人)だったが、外国籍枠を5人に拡大し、提携国枠選手は外国籍扱いしないルールに変更される。

 ただし、ベンチ入りと出場枠については、従来と変わらず、出場枠3人+アジア枠または提携国枠の1名となる。
 
 村井チェアマンは、出場選手数に占める外国籍選手比率のデータとともにヨーロッパと日本を比較。「ヨーロッパ(のリーグ)は出場選手の(平均)46パーセントが国外(の選手)。圏内であれば外国人扱いをしないという背景があり、単純に日本との比較はできないが、世界選抜、ヨーロッパ選抜に近いようなチーム構成が、イングランドとか国によってできる状況になっている」と紹介した。
 
  また「ヨーロッパにおいては、外国人枠を設けるより、ホームグロウン制度、つまり自国出身者の数を特定して、最低限の人数を確保するという考え方があるなかで、今回、その見直しを議論した」と、その理由を語った。
 
「Jリーグが世界水準に近づいていくために、ある程度レベルの高い選手、もしくは、選手に限らず監督、指導者を招聘していく。そういうことが極めて重要な道だと認識している」
 
 Jリーグを世界基準に近づけることを念頭に、レベルの高い外国籍選手の招聘を狙いとしている。
 
 しかし、「ACLのタイトルを奪還することは重要なミッション」と話す村井チェアマンは、「ひとつポイントになるのは、AFCの判断」とし、その方針により、修正決議をする可能性があるとした。