ルヴァンカップ決勝戦を翌日に控えた10月14日、G大阪の長谷川健太監督と浦和のペトロヴィッチ監督が前日会見に臨んだ。
 
 G大阪と浦和は、これまで何度もタイトル争いを繰り広げてきた因縁のライバル。

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「この素晴らしい2チームが戦えば、必ず緊迫した特別なゲームになる。ただこれまで我々は、ガンバ(大阪)との対戦でこうした大事な試合で、負けてきた過去がある」とペトロヴィッチ監督が振り返るように、近年タイトルが懸かった一戦ではG大阪に軍配が上がることが多かった。
 
 しかし、10月1日に行なわれたJリーグ第2ステージ15節の対戦では、4-0という大差で浦和が勝利している。
 
 長谷川監督は、「本当に素晴らしい相手と、また素晴らしい舞台でやれることを幸せに思う。明日のゲーム、我々の持っているすべての力を出して、勝利を掴み取りたい」と決勝戦に意気込んだ。
 
 しかし、前回の敗戦で立ち上がりが悪かったことを指摘され、今回はいかに戦うのかという質問が飛ぶと、「策はないです。前回、コテンパンにやられましたので、我々は持っている力をすべて出して戦うしか策はないと思っています。どういう立ち上がりになるかは、試合が開始してみなければ、分からない」と回答した。
 
 一方、浦和のペトロヴィッチ監督も決勝への意気込みを訊かれ、「私の同僚である長谷川監督がすべて言ってしまった。私もまったく同じだ」とコメントしたが、続いて自信も覗かせる。
 
「チームの状態は今良いと思う。ただ、過去のシーズンを振り返っても、毎年、このくらいまでは非常に良かった。ただ、その後にどうであったか、というのはみなさんもご承知のとおり。ただ、現在チーム状態が良いなかで、今後我々がどうであるか、というのは、この後の結果を見ましょう」
 
「策はない」、「私の同僚がすべて言ってしまった」。本音か、はたまたハッタリか。明日の決勝戦は、腹の内を見せない両指揮官の手腕にも注目したい。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)