オーストラリア戦のハイライトのひとつだ。
 
 74分、後方からのロングフィードに抜け出した酒井高徳(21番)が、右サイドから山なりのクロスを供給する。本田圭佑(4番)がニアに走りこむ。入れ替わるようにペナルティスポット付近でスタンバイしていた小林悠(14番)が、ジャンプ一番、渾身のヘディングシュートを放つ。
 
 決まったと思うほど、それぐらい完璧なタイミングだった。コースも悪くなかった。
 
 しかし、脅威の反応を見せたオーストラリア代表のGKマシュー・ライアンの伸ばした右手にボールはかき出される……。
 
 右ウイングで先発した小林は、持ち前のスピードと高さで奮闘を見せていた。そうして迎えた決定的チャンスだったが、待望の“代表初ゴール”とはならなかった。
 
 数分後、足を痛めて無念の途中交代。この悔しさを糧に、次こそは豪快にネットを揺らしてほしい。
 
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