ルヴァンカップ決勝後の記者会見で、優勝した浦和のペトロヴィッチ監督がメディアに苦言を呈した。G大阪に延長戦の末に1−3で敗れた昨季のチャンピオンシップ準決勝を引き合いに出し、以下のようにコメントした。

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「去年のチャンピオンシップ準決勝は、いまだに私にとっては(浦和の監督を務める)この5シーズンのなかで、5本の指に入るくらい素晴らしいゲームでした。我々は負けましたが、その試合を皆さんはどう評価し、今日の試合(ルヴァンカップ優勝)をどう評価するのか。結果だけで物事を評価するのかどうか。メディアの捉え方、評価の仕方は非常に興味深いですね」
 
 試合内容を重視するペトロヴィッチ監督らしく、結果だけで判断する危険性を指摘した。また、選手起用に関しても見解を表明。
 
「メディアの方は結果を見たうえで、今日誰を起用すればよかったかを判断して書くと思いますが、私は試合前にだれを起用するか決めなければなりません。例えば、今日負けていたら、なぜコンディションが良くない代表選手を起用したのか、という見方も出てきたでしょう。一方で代表選手をスタメンから外して負ければ、なぜ外したのかと言われるはずです」
 
 これも同じく結果論に終始するメディアを牽制する発言だ。また、ハリルホジッチ監督への批判が渦巻く現状にも違和感・不信感を覚えているようで、日本代表に対する報道にも意見を述べた。
 
「代表チームを見ると、今は非常に難しい状態で、メディアで叩かれていますが、ネガティブなものがチームを取り巻いてしまうと成功を掴むのは難しい。みんなが応援するような雰囲気を作ることが成功につながるのではないかと思います。サッカーを愛する気持ちと全員がひとつの方向に向かっていくことが、サッカーにおいては非常に大事ではないかと思います」