現地時間10月16日、マルカントニオ・ベンテゴーディでセリエA8節のキエーボ対ミラン戦が開催された。
 
 ミランは10月6日のスペイン戦で左膝に全治半年の怪我を負ったモントリーボの代役としてロカテッリをアンカー、W杯予選の疲労が懸念されるバッカに代わってラパドゥーラをCFに起用。10月11日のオーストラリア戦で痛めた左足が腫れている本田圭佑は、今シーズン初の招集外となった。
 
 一方、7節を終えて4位と大躍進するキエーボは、代表戦で故障したヘテマイが招集外となり、代わってイスコが右インサイドハーフに入った意外は、ほぼお馴染みのメンバーが先発した。
 
 序盤はアグレッシブなプレスを見せるキエーボが主導権を握るも、最初の決定機はミラン。13分、スソのクロスにラパドゥーラとニアングが飛び込むも、カッチャトーレがゴール前のギリギリでクリアした。
 
 その後も守備では激しい囲い込み、攻撃では細かい連携を見せるキエーボが試合を支配したが、決定機的なゴールチャンスはなし。そして、前半終了間際には後手を踏んでいたミランがまさかの先制に成功する。相手のパスミスを拾ったクツカが、ペナルティーエリア外から左足を振り抜き、見事にゴールネットに突き刺した。
 
 さらにミランは、後半開始早々に追加点をゲット。中盤でこぼれ球を拾ったニアングがドリブルでそのまま突進し、ペナルティーエリア手前から左足でゴールネットを揺らした。
 
 ニアングは53分にもゴール前でヘディングシュートを狙うが、これは惜しくもポストの上を越えた。さらに58分にスソが惜しいシュートを放つなど、ゲームの流れを掴んだ。
 
 2点のビハインドを負ったキエーボは60分、存在感がなかったイングレーゼに代わってメッジョリーニをFWに投入。さらに65分にはイスコを下げてフィールドプレーヤーながら1番を背負う新戦力デグズマンを中盤に入れた。
 
 一方のミランは70分、先発のチャンスを活かせなかったCFラパドゥーラを下げてMFソサを投入。ニアングがCF、ボナベントゥーラが左ウイングに回り、ソサは左インサイドハーフに入った。
 
 直後の76分、試合が動く。ペナルティーエリア手前で得た直接FKのチャンスをビルサが得意の左足で見事に決め、キエーボが1点差に詰め寄った。
 
 ミランはその後、81分にスソ→ポーリ、88分にニアング→バッカと守備のバランスの考慮しながら時間を使う交代を見せる。そして95分、バッカが右足アウトサイドで放ったシュートがダイネッリの胸に当たり、GKの逆を突いてゴールネットに吸い込まれて、ラッキーな形で点差を広げる。
 
 このまま3-1で試合をモノにしたミランはセリエA2連勝。勝点を16まで伸ばし、同勝点のローマに次ぐ3位まで浮上した。