グループリーグ初戦でイエメンに3-0で勝利したU-19日本代表は、17日にイランとの第2戦に臨む。

【U-19アジア選手権 日本3−0イエメン】小川、岩崎、原のゴールで初戦を飾る
 
 1戦目を終え、グループ内で唯一勝点3を手にした日本(※カタールとイランは勝点1ずつを獲得)は、現時点で首位に立つ。イラン戦で勝利すれば、無条件でグループ2位以内が確定するだけに、連勝を飾りたいところだ。
 
 ただし、相手はグループ内で最大のライバルと目されるイラン。「縦に早くて、推進力があり、身体つきがすごい」と坂井大将が言うように、フィジカル面やカウンター時の迫力では、1戦目のイエメンよりワンランク上回ると見ていいだろう。
 
 また、セットプレーやロングボール攻勢には十分な警戒が必要だ。「カタールとの試合を観ていても、ハーフウェーライン付近からボールを放ってきて、“事故狙い”みたいなものもあった」(長沼洋一)と、その怖さは選手たちも共有している。仮にセットプレーを与えても「良い形で競らせないようにすること」(中山雄太)を心がけたい。
 
 一方、攻撃面で鍵になるのは、相手のウィークポイントとされる最終ラインの隙をいかに突けるかだ。CBには高さや強さを誇る選手が揃う反面、マークの受け渡しにはやや難がある。また、「アジリティはない」(長沼)ため、背後への動き出しや素早いパス交換を織り交ぜながら、守備網を打開したい。
 
 連戦となる今予選で、内山篤監督は「対戦相手を見ながら」選手を入れ替えることを示唆してきたが、いくつかのポジションでスタメンを入れ替える可能性がある。なかでも注目はFWだ。
 
 試合前日に行なわれた実戦形式のトレーニングでは、エースの小川航基と、?飛び級招集″となる柏U-18の中村駿太が2トップを形成。後者はイエメン戦で出番はなかったが、イランのCBの特性を考えると先発の可能性は十分に考えられる。
 
「がっと当たってくる相手は個人的には得意。もしチャンスがあれば、相手の隙を逃さずに突いていきたい」と、本人がイメージを膨らませるように、重心の低いドリブルで脅威を与えられるかは見ものだ。
 
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)