【リバプール|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 6
勝点1でも持ち帰ろうと手堅く自陣に人を割いたマンチェスター・Uの壁を崩せず、手詰まってしまった印象。ララーナを投入した60分過ぎからは完全に主導権を握って相手ゴールに迫ったが、敵の守護神デ・ヘアのファインセーブに阻まれた。プレミア連勝記録は4で止まった。
 
監督 ユルゲン・クロップ 6
スターリッジに代えてララーナを投入し、攻撃にアグレッシブさをもたらした采配は流石。ナショナル・ダービー初勝利とはいかなったが、攻勢を貫いたことは称賛すべきだろう。
 
【リバプール|選手採点&寸評】
[GK]
1 ロリス・カリウス 5.5
シュートを浴びるシーンが少なく出番は多くなかったにせよ、あわや失点というキックミスを犯した48分のプレーはあまりに軽率だった。
 
[DF]
2 ナサニエル・クライン 5.5
対面のヤングにチェックされ続けた影響で、持ち味のオーバーラップは鳴りを潜める。守備でもポジショニングがやや曖昧だった。
 
6 デヤン・ロブレン 6
イブラヒモビッチとポグバのケアを最後まで怠らず、ピンチを未然に防ぐ。目立ったミスもなく、しっかり最終ラインを統率した。
 
32 ジョエル・マティプ 6.5
リスクを冒さずにシンプルなプレーを徹底し、相手に付け入る隙を与えなかった。パスワークと持ち上がりで攻撃でも貢献。
 
7 ジェームズ・ミルナー 6(85分OUT) 
タフに上下動を繰り返し、フィルミーノとコウチーニョの守備負担を軽減。対面の新進気鋭ラッシュフォードに振られたシーンもあったが、何とか身体を寄せ続けた。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
[MF]
23 エムレ・ジャン 6
序盤は中央で預けられた際のボール捌きに苦心。カウンターのチャンスを逸するシーンもあったが、持ち前のパワフルさが攻守で効いていたのも事実だ。58分には単独突破から決定的なシュートを放つも、デ・ヘアに防がれた。
 
14 ジョーダン・ヘンダーソン 5.5
アンカーに入り、インサイドハーフのジャン、コウチーニョとコンパクトな距離感を保ち続けて守備を統率。相手のトップ下に入ったポグバの監視役としても機能した。ただ、攻撃面には物足りなさが。
 
10 フィリッペ・コウチーニョ 6.5
アンデルとのマッチアップで負ける場面はなく、パスとドリブルで攻撃に流動性を生み出した。71分には強烈なミドルシュートでゴールを急襲するなど、終始ハイレベルなプレーを見せた。
 
[FW]
19 サディオ・マネ 5.5
マーカーのブリントを嫌って、頻繁に中央寄りに位置取りする。ドリブルで局面を打開するシーンあったが、いずれも決定機創出とはいかなかった。
 
15 ダニエル・スターリッジ 5(60分OUT)
中央に留まってポストプレーをこなそうとするも、バイリーとスモーリングのタイトなマークに苦しむ。初歩的なトラップミスもあり、存在感はまったくなかった。
 
11 ロベルト・フィルミーノ 6(85分OUT)
中盤に下がってビルドアップ加わり、リズムを変えようと工夫を見せる。スターリッジが下がった60分からはCFに入る。決定的な仕事ができなかったことはマイナスだが、精力的な動きは評価すべきだろう。
 
[交代出場]
20 アダム・ララーナ 6(60分IN)
左ウイングに入り、頻繁に縦への仕掛けをチャレンジ。その果敢なトライがチームに流れを呼び込んだ。鼠蹊部を痛めた前節の故障はすでに問題ない模様。
 
27 ディボック・オリギ −(85分IN)
ラスト5分間でCFとしてピッチに立つも、目立った活躍はできず。
 
18 アルベルト・モレーノ −(85分IN)
疲労の色が見えたミルナーに代わってピッチに送り出されるも、際立ったプレーはなし。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【マンチェスター・U|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 6
35%というボール支配率が示す通り試合の主導権を譲ったが、イブラヒモビッチとポグバのプレスで後方からのポゼッションをしっかり分断。少なくともララーナ登場までは、ほとんど決定的なチャンスを作らせなかった。デ・ヘアの好セーブもあり、プレミアのここ4試合で13ゴールと破壊的な攻撃力を誇るリバプールを無失点に抑えたことは高く評価できる。
 
監督 ジョゼ・モウリーニョ 6
中2日のELも見据えてか、マタとリンガードをベンチに置き、ヤングを先発に抜擢し、ポグバをトップ下に回すなど中盤は守備重視の構成。攻撃はなかなか機能しなかったが、4連勝中の好調リバプールから勝点1を奪って最低限の結果を手繰り寄せた。
 
【マンチェスター・U|選手採点&寸評】
[GK]
MON OF THE MATCH
1 ダビド・デ・ヘア 7
58分にジャンの近距離弾、71分にコウチーニョの強烈な際どいミドルをともに右手一本でビッグセーブ。このいずれかの決定機が入っていれば敗れていた可能性が高いだけに、MOMに値する。
 
[DF]
25 アントニオ・バレンシア 6.5
逆サイドのブリント違ってオフェンシブで、突破からのクロスで攻撃に縦の推進力と幅をもたらす。83分には絶妙なタックルで裏に抜けたフィルミーノを止める。
 
3 エリック・バイリー 6.5
敵の縦パスを出足の良さで封じ続けて、スターリッジにまったく仕事をさせず早期交代に追い込む。
 
12 クリス・スモーリング 6.5
バイリーとの連携で、自陣ゴール前で地空ともに難攻不落の壁を築く。とりわけカバーリングが際立っていた。
 
17 ダレイ・ブリント 6
対面のマネを封じるべく慎重な対応を見せ、その分だけ攻撃面の貢献度は低めに。終盤はやや息切れしたが、何とか試合を終わらせる。
 
※MON OF THE MATCH=この試合の最優秀選手
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
[MF]
21 アンデル・エレーラ 6.5
わずかな攻撃機会でタメを作り、パスを広角に散らす。闘志を剥き出しにして走り回り、セカンドボールの回収でも貢献した。
 
27 マルアン・フェライニ 6
持ち前のパワフルなチャージと打点の高いヘディングで中盤にインテンシティーを注入。CKからの81分のヘディングは決めきれず。
 
19 マーカス・ラッシュフォード 6(77分OUT)
いつもの左サイドではなく右サイドに回ってやや窮屈そうな印象も、24分の突破から好クロスなどスピードとクイックネスを随所で魅せる。足が痙攣した直後の77分にベンチに下がった。
 
6 ポール・ポグバ 6
従来のセントラルMFではなくこの日はトップ下。攻撃で輝いたのは54分のトリッキーな動きからの絶妙クロスのみだが、守備ではタスクを忠実にこなした。
 
18 アシュリー・ヤング 6(92分OUT)
この大一番で今シーズンのプレミア初先発。攻撃で違いは見せられずも、守備では的確なカバーリングやプレスを披露し、SBの経験を活かした。
 
[FW]
9 ズラタン・イブラヒモビッチ  5.5
いつものように最前線から2ライン間でボールを収めるも、新機軸となったポグバとのホットラインは開通せず。シュート精度も欠いた。
 
[交代出場]
10 ウェイン・ルーニー ―(77分IN) 
ラッシュフォードに代わってそのまま右サイドに。何度かボールに触るも決定的な仕事はできなかった。
 
23 ルーク・ショー ―(92分IN) 
ヤングとの交代で左サイドの高い位置に入り、すぐに試合終了のホイッスルが鳴り響く。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。