ヘルタ・ベルリンでスポーツディレクターを務めるミハエル・プレーツは、ドイツ紙『ビルト』で、セビージャに所属する日本代表MFの清武弘嗣について言及した。
 
 昨夏にハノーファーからセビージャに移籍した清武だが、新任のホルヘ・サンパオリ監督の下で信頼を勝ち取れておらず、同ポジションのライバルであるサミア・ナスリやフランコ・バスケスなどとの定位置争いに敗れ、満足に出場機会を得られていない日々を送っている。
 
 そんな清武には、シャルケやヴォルフスブルクなど複数のブンデスリーガクラブが興味を示していることが伝えられており、なかでもヘルタ・ベルリンは開幕前にも獲得に乗り出すなど、日本代表MFの獲得に熱心だ。
 
 そんな中、ヘルタ・ベルリンのプレーツSDは「いまセビージャは清武を売ろうとしているが、我々は現時点で彼を獲得するための移籍金が支払えないんだ」と語り、獲得資金の工面に苦労していることを明かした。
 
 ビルト紙によれば、セビージャは清武の退団をレンタルではなく完全移籍のみ認めているとし、その設定額は清武獲得の際に支払ったとされる650万ユーロ(約8億円)だと伝えている。
 
 しかし、プレーツSDは「移籍市場はまだ開いている」と語り、セビージャ側が姿勢を軟化させることを期待しているようだ。
 
 セビージャは今冬にインテルからモンテネグロ代表FWのステバン・ヨベティッチを獲得し、攻撃陣の層をさらにぶ厚くした。人員整理と資金捻出のため、レンタルを含めてヘルタ・ベルリンが望む形での清武放出も認める可能性があるかもしれない。