ガンバ大阪 浦和追走へ、ホームで得意の相手を迎え撃つ


 リーグ戦前節の名古屋グランパス戦を勝利し、今季2度目の3連勝を飾ったG大阪。首位の浦和レッズに勝ち点2差の2位と詰め寄り、2ndステージ優勝を射程圏内に捉えている。しかも、今節対戦するFC東京戦とのホーム戦は現在、カップ戦を含めて6戦負けなし。つまり「長谷川ガンバ」としてはホームで一度も敗れていない相手だ。


 市立吹田サッカースタジアムでのFC東京戦は今回が初めてとはいえ、2ndステージに入って以降、吹田スタジアムでも白星を重ねている状況を考えれば不安はない。


 好調を維持する長沢駿やアデミウソンをはじめ、前節では井手口陽介に待望のJ初ゴールも生まれた。いろんなポジションの選手が、どこからでも点を取れる状況にある「攻撃力」を今節も示しながら今季初の4連勝を狙いたい。


 唯一心配なのは、前節で太もも裏を打撲して前半で交代となった遠藤保仁の状態。本人は出場に意欲をみせているものの、今週木曜日の時点で別メニューだったと考えればやや不安も残る。


 また、前節の後半に相手選手と交錯して脳震盪と診断されたオ・ジェソクは、「脳震盪プログラム」を消化して出場できる状態にあるとはいえ、練習をできていないことを考えれば無理に起用することはなさそう。とはいえ、この2ndステージは「層の厚さ」がみられるG大阪だけに、仮に彼らの出場がなくともピッチに立った選手がそれぞれの役割を理解した上で、チームの勝利のために全力を尽くすことだろう。(totoONE編集部)


■FC東京 残留決定も来季を見据えて攻撃陣は奮起を


 浦和と対戦したリーグ戦前節は、前半と後半で展開が一変。前半は、前線からのアグレッシブなプレスが機能し、PKにより先制を果たした。しかし、60分過ぎから守備的な選手を投入し、システムも「3−4−3」に変えて終盤は5バックで守り切ろうとした。だが、浦和の攻撃の圧力を受け止めきれず、痛恨の逆転負けを喫した。


 ただし、他チームの結果によりJ1残留が確定。残留争いのプレッシャーから逃れ、今後は「攻守に躍動感のある自らのスタイル」を貫いて、上位陣に対抗できるかが焦点となるだろう。来季につながるチームのベースとするためにも、高い位置でボールを奪い、ショートカウンターを仕掛ける時間帯を長くし、試合巧者のG大阪に立ち向かいたい。


 前節、篠田善之監督も「引いて守りを固める時間帯が早過ぎた」と、ミスを認める格好となったが、ムリキの負傷離脱後、攻撃的な交代カードが不足していることも事実だろう。


 また、梶山陽平とのホットラインが生き、中島翔哉が攻撃陣を牽引、前田遼一、東慶悟らの献身性も欠かせないものだが、前線の先発も固定されつつある。ここからさらにチームが前進するためには、攻撃に変化を与える存在がほしいところだ。


 その期待がかかる石川直宏が、約1年1カ月ぶりに復帰。9月19日のJ3リーグで途中出場を果たしたが、J1のピッチに立つためにはもう少し時間がかかりそうだ。ポジション争いを活性化させるためにも、平山相太、ネイサン・バーンズらの奮起が必要になるはずだ。(totoONE編集部)