今やすっかり当たり前の習慣となったSNSは、サッカー選手たちと一般の人、特にサポーターをダイレクトにつなぐ通信手段として生活に定着した。クリスティアーノ・ロナウドはフェイスブック、インスタグラム、ツイッターをトータルすると世界中で約2億4000万人以上の人がアクセスする人気ぶりだ。では、セリエAでプレーする選手たちやクラブのSNS事情はどうだろうか。


 フォロワー数ベスト10の中にはユヴェントスの選手が7人もランクインしており、クラブ別の数字でもユヴェントスがトップだ。強いチーム、選手の人気の高さがはっきりと出ているようだ。総合第1位はブラジル代表DFダニエウ・アウヴェス(ユヴェントス)だ。恋人のジョアナ・サンツさんとのモデルのようなツーショット姿をインスタグラムで見た人もいるだろう。総フォロワーは約2600万人と、断トツでトップだ。


 続く2位はエジプト代表MFモハメド・サラー(ローマ)で約1100万フォロワー。そしてコロンビア代表MFフアン・クアドラード(ユヴェントス)が約1000万人で3位に輝いた。このベスト3を見てみるとブラジル、エジプト、コロンビアとヨーロッパ外の遠い国の出身選手となっている。おそらくイタリア以外の国に住んでいるフォロワーが多いのではないだろうか。


 イタリア人では最多約970万フォロワーのステファン・エル・シャーラウィ(ローマ)も国籍こそイタリアだが、父親はエジプト人とイタリア国外の関わりがある。そしてイタリア在住のエジプト人からも人気が高い。生粋のイタリア人となるとジャンルイジ・ブッフォン(ユヴェントス)が6位で約920万フォロワーだった。


 4位はドイツ代表MFサミ・ケディラ(ユヴェントス)、そして7位がアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン(ユヴェントス)となっている。それ以降は、イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオ、同DFジョルジョ・キエッリーニ(ともにユヴェントス)、コロンビア代表FWカルロス・バッカ(ミラン)と続く。キエッリーニは9月5日、2018 FIFAワールドカップロシア 欧州予選のイスラエル戦後半にイエローカード2枚で退場処分になった試合後、すぐに「なんて夜なんだ(ついていない)」とSNSで心境を告白していた。


 クラブ別では2位がミラン(約3200万)、3位がローマ(約1000万)となっている。また新しい試みを始めているクラブもある。サッスオーロは6月26日のキャンプ招集日に、スナップチャット(Snapchat)を開設し、多くの写真で選手やチームの様子を公開した。今シーズンはヨーロッパリーグ初出場ということもあり、SNSのアクセス数も伸びているようだ。一方、ローマは7月17日からフェイスブック・ライブをスタートさせた。選手だけでなく、クラブのSNS利用の試みにも期待したい。


※フォロワー数は10月10日現在


文=赤星敬子