フットゴルフのジャパンオープンファイナル2016が、10日に栃木県のケントスゴルフクラブで開催で行われ、福岡県の木村勝が3アンダー67で回り、優勝賞金の50万円を獲得した。8月に中国海南島で開催されたアジアカップ王者の桑田寛之も同じく3アンダー67を記録。しかし、大会が18番ホールからのカウントバック方式だったため、17番をバーディとしていた木村が上位となった。


 国内フットゴルフ史上最高賞金をかけた大会に挑んだのは、シーズンを通じたポイントランキングの上位20名。その中で木村は、前半を2アンダーでターンすると、後半はボギーが先行したものの上がり4ホールで3バーディを奪う猛攻を見せてファイナルを制した。



「諦めない気持ちが勝利を引き寄せた」。きっかけを与えてくれたのは、木村と親交がある地元福岡を中心に活動するお笑いコンビ「ノボせもん」のなべ。今季のソフトバンク・ホークス戦でホームランボールを捕れなければ引退という地元テレビ番組の企画「ホームランキャッチプロジェクト」にチャレンジしていたが、レギュラーシーズン中は失敗に終わっていた。


 しかし、なべは8日のクライマックスシリーズで千葉ロッテ、清田が放ったホームランボールを捕球するミラクルを起こした。木村は「最後まで(キャッチを)諦めないと言っていた彼(なべ)が奇跡を起こした。だから自分も諦めてはいけないと思ってプレーした」。カウントバックでの優勝と接戦となったが、ネバーギブアップ精神が勝因の一つとなったようだ。


 なお、浦和レッズ横浜FCなどでプレーし現在は浦和のスタッフとなっている堀之内聖は、3オーバー73で12位。フットゴルフが国内に導入されてから2年半ほどが経つが、そのレベルは、Jリーグで活躍していた元プロサッカー選手でもなかなか勝てないほどに達しているようだ。



 また、群馬県の冨沢和未が年間ポイントランキングでトップとなり30万円を獲得。同2位は桑田、同3位には鈴木秀成が入り、それぞれ15万円、5万円が贈られた。