FIFAワールドカップ本大会の出場枠が、現行の「32」から拡張される可能性が高まっているようだ。イギリス紙『デイリーメール』が13日に報じている。


 FIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長は以前から、W杯出場国数を増加させる意向を持っていると報じられてきた。今回の報道によると、同会長は評議員たちとの話し合いの中で、出場枠拡張に「ポジティブ」な感触を得たという。


 同紙によれば、W杯の出場国数は2026年大会から「40」または「48」に増加される可能性が高まっている。40カ国が出場する場合は、4カ国ずつの10組でグループステージ(GS)を開催。各組の首位(計10カ国)と各組2位の10カ国中、成績上位の6カ国が決勝トーナメント(ラウンド16)へ進出する形となる。


 また、48カ国が出場する場合は、以前の報道どおり、シードの16カ国がGSから参加。残り32カ国がノックアウトラウンド1試合に臨み、勝者16カ国がGS進出を決める。シード国とノックアウトラウンド突破国、計32カ国でGSを実施するという意味では現行制度と同じ。とはいえ、ノックアウトラウンドで敗れた16ものチームが1試合のみで大会を後にすることとなる。


 今年2月から同職にあるインファンティーノ会長は「私は2026年のワールドカップに40カ国が出場するべきだと思っている。現状から8カ国が増えるわけだが、アフリカからは最低でも2カ国を新しく参加させるべきだ」との見解を明らかにしていた。また、今月上旬の報道によれば、最適な解決策を見つけるためのアイデアで、今月中に議論を行う。2017年にはすべてを決めるつもりだ。どの形がベストなのか、見極めるためのアイデアの1つだ」とコメントしている。


 出場枠の拡張は大会のレベルを低下させるとの意見もあり、反発は必至と見られている。ただインファンティーノ会長は、コスタリカが決勝トーナメントに進出し、イングランドやイタリアがグループステージで敗退した2014年のブラジル大会を例に挙げ、出場国数の増加が大会のクオリティー低下にはつながらないと考えているようだ。


 正式決定は来年1月のFIFA理事会で行われる予定。今後の動向に注目が集まることとなりそうだ。