ブラジル代表の“新アイドル”となっているFWガブリエウ・ジェズスだが、所属クラブでは苦しい時間を過ごしているようだ。16日付のブラジル紙『ランセ』が伝えている。


 現在、ブラジル1部リーグのパルメイラスに所属しているG・ジェズスは、来年1月からジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・Cへの移籍が決定している逸材。19歳でリオデジャネイロ・オリンピックの代表メンバー入りを果たし、同国史上初の金メダル獲得に貢献すると、先月には、チッチ監督新体制がスタートしたブラジル代表で念願のA代表入りを果たした。


 すると、G・ジェズスはセレソンデビューとなった9月1日の2018 FIFAワールドカップ南米予選、エクアドル戦でいきなり2ゴールをマーク。さらに10月の同予選では2試合連続でゴールを挙げ、デビューから4試合で4得点という快挙を成し遂げた。同選手の活躍もあって、ブラジル代表は南米予選の首位に浮上。G・ジェズスは今やセレソンの絶対的エースであるネイマールバルセロナ)と並ぶ人気選手となっている。


 しかし、セレソンでの華々しいパフォーマンスとは裏腹に、パルメイラスでは1カ月以上ゴールから遠ざかっているという。クラブで最後にゴールを挙げたのは、9月14日に行われたブラジル全国選手権のフラメンゴ戦まで遡り、本人も「代表戦での疲労の影響はある」と認めている。


 とはいえ、パルメイラスはブラジル全国選手権で2位のフラメンゴと勝ち点4差で首位に立っており、22年ぶりとなる優勝に近づいている。そのためG・ジェズスは、「僕がクラブを離れる前に優勝する大きなチャンスだ」とタイトルへの意気込みを口にし、一部メディアによる“スランプ説”も意に介していないようだ。


「ブラジル代表の試合ではブラジル代表のためにプレーするし、パルメイラスの試合ではパルメイラスのためにプレーするだけ」と語るG・ジェズスは、愛するクラブに“優勝”という置き土産を残して欧州へと旅立つことができるのか。真のスターとなるためにも、この試練を乗り越えたいところだ。


(記事/Footmedia)