オリックス・小松聖投手(34)が22日、京セラドーム内で引退会見を行った。

 時折、目を潤ませながら「いろいろな方の支えがあって、ここまで野球ができた。感謝の気持ちでいっぱいです」と10年間のプロ野球生活を振り返った。

 同投手は08年に15勝3敗の好成績で新人王を獲得。チームの2位躍進、初のクライマックス・シリーズ進出に貢献した。しかし初の開幕投手を務めた09年以降は調子を落とし、12年9月3日楽天戦(Kスタ宮城)で挙げた勝利が最後の白星となった。

 「この試合が自分のラストだ…と。ここ2、3年はずっとそういう気持ちでマウンドに上がっていた。プロ野球選手である以上、1軍の戦力にならなければ、いる意味がない」

 今季の本拠地最終戦となる今月29日楽天戦(京セラドーム)で引退セレモニーが行われる予定。瀬戸山隆三球団本部長は球団でポストを用意することを明言したうえで「10年間どんな状態でも試合、練習に前向きに、真摯(しんし)に取り組んでくれた。若い選手の手本になった」と労った。