◇セ・リーグ 巨人4―3中日(2016年9月22日 東京D)

 逆転サヨナラ弾にファンは万歳三唱。巨人・ギャレットが左手を上げて声援に応えた。

 「一振りで試合をひっくり返すのはやりがい。チームの2位を死守する目標に貢献できた」

 1点を追う9回2死一塁、敗戦ムードをお祭り騒ぎに変えた。田島のスプリットを豪快にバックスクリーン左へ。23号2ランは、来日初のサヨナラ弾。球団の外国人では06年の李スンヨプ以来、10年ぶりだ。

 一時は不振で2軍落ちした。メジャーでは少ないドーム球場に適応するため、7月から目の下に「アイブラック」を貼っている。「(ライトが)ギラギラして見えにくいのが緩和できる」。前日に続く4打点で、来季残留も強烈にアピール。前日は学校のため観戦できず「また見たい」とおねだりした長男・ジャクソン君(4)と、美人妻キャシーさん(26)もスタンドで大喜びだった。

 3位DeNAとのゲーム差を3・5に広げ、23日からは直接対決2連戦。2位確定まではマジック「3」だ。高橋監督は「こういう勝ちもうれしい。あとがないところからでしたからね」と評価し「まずは2位になれるよう最善を尽くす」と言った。パイレーツ時代の09、11年にサヨナラ弾を2発放っている助っ人は、DeNA戦で計9発を打っている。「9月10月はとても大事。チームを勢いづけて、CSに行きたい」と決戦に備えた。 (神田 佑)

 ≪東京D5発全勝≫ギャレット(巨)が来日初のサヨナラ本塁打。巨人外国人のサヨナラ弾は李スンヨプが06年8月1日阪神戦でマークして以来10年ぶりだ。また、自身東京ドームでは5本目で、本塁打した試合にチームは5戦全勝となった。これで今季の本塁打を23本とし、坂本の22本を上回りチーム最多。巨人で来日1年目の外国人がチーム最多本塁打なら84年クロマティ35本、93年バーフィールド26本に次いで23年ぶり3人目になるがどうか。