◇第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦 鹿島2―1岡山(2016年9月22日 カシマ)

 鹿島のMF永木が“格下”相手に劣勢だったチームを救った。後半15分、ゴールほぼ正面、約25メートルの位置から右足を振り抜くと相手DFにわずかに当たり、コースが変わったボールはネットへと突き刺さった。「枠に飛ばそうと思っていた。(大雨のため)スリッピーでGKも取りづらいと思った。試合前から(ミドルを)狙おうと思っていたし、バイタルエリアが空くのは分かっていた」と、狙い通りの一発を振り返った。その後、チームは後半43分にオウンゴールで勝ち越し。逆転勝利につなげた。

 この試合を視察した日本代表のハリルホジッチ監督は「(ミドルは)チームにクオリティーをもたらす」と、評価した。永木は3月の候補合宿で追加招集されて以来、代表から遠ざかっているが、最近は鹿島でも出番を得て上り調子。「年齢(28歳)も年齢ですし、代表は入りたい場所。アピールできたのは良かった」。W杯アジア最終予選の予備登録メンバーに入っており、10月の代表招集に期待が高まってきた。