阪神の新馬戦には神戸新聞杯に出走するエアスピネルの全弟エアウィンザーが登場。4000勝ジョッキー・武豊で兄弟同日Vを狙う。

 日曜日は阪神で血のドラマに触れてみませんか。5Rに登場するエアウィンザー(牡=角居、父キングカメハメハ)はメインの神戸新聞杯に出走するエアスピネルの全弟。兄弟が同日に走るだけでも注目の的だ。ウィンザーの1週前追いに騎乗し両馬の背中を知る武豊も興奮を隠さない。

 「同じ日にデビューするのがいいよね。先週乗った感じは抜群。体形は薄い感じでそこは上と違うけど、とにかく素直」

 21日にCWコースで行われた最終追い切りはラストインパクト(6歳オープン)と併せ馬。追走する形で同入、6F80秒0〜1F13秒0と好時計をマークした。乗り込みは入念、前川助手も手応えを口にする。

 「リードした馬が速かったんですけど、ちゃんと食らい付いていった。コントロールしやすくて、反応がいいタイプ。順調に競馬に向かえると思います」

 05年秋華賞を勝った母エアメサイアは一昨年9月にこの世を去った。母にとってウィンザーは最後の子。名牝の忘れ形見が新馬戦を制し、菊花賞で母と同じく最後の1冠獲りに挑む兄へバトンパス…。4000勝ジョッキーが導く華麗なる“Vリレー”に期待しよう。