マリナーズは23日、スティーブ・クレベンジャー捕手(30)が自身のツイッターで人種差別的なコメントを投稿した件に関し、強い不快感を示した。

 米国では警官が黒人男性を射殺したことを受け、22日にノースカロライナ州で抗議活動が暴徒化する事態に発展した。クレベンジャーはこれに反応してツイッターでメッセージを発信。「射殺事件によって黒人が暴徒化している。これからも国歌斉唱で片膝つけておけよ!」とツイートした。

 相次ぐ黒人への暴力に抗議し、一部のプロフットボールの選手が試合前の国歌斉唱で起立を拒んでいるが、「片膝つけておけ」というのは、それを続けろという意味。これだけでも悪質なツイートだが、さらに「暴徒化した奴らはみんな動物同様に扱い、獄中に閉じ込めておけ」と続いた。

 一連のツイートは後に削除されたものの、事態を重く見た球団側はすぐに声明を発表。以下がその内容となる。「シアトル・マリナーズはクレベンジャーのアカウントから投稿されたツイートにひどく失望している。彼がどのように考えようと自由だが、クレベンジャーのツイートは我々の考えとは異なるもので、まったく同意できない。この件については内部で調査を進めているが、現時点ではこれ以上のコメントは避けたい」。

 今季からマリナーズに加入したクレベンジャーはここまで22試合に出場して打率2割2分1厘、1本塁打、7打点。先発マスクを被った6月29日のパイレーツ戦でファウルボールを右手に受け、骨折して以降は試合に出場していない。